オフシーズンにアジアで初めて開催されるエキシビションであるインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)は11日、アラブ首長国連邦のドバイで行われ、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
M・チリッチ(クロアチア)や
G・イバニセビッチ(クロアチア)、
C・ウォズニアキ(デンマーク)を擁するUAEロイヤルズと
A・マレー(英国)、
JW・ツォンガ(フランス)、
M・シャラポワ(ロシア)、
M・フィリプーシス(オーストラリア)を擁するマニラ・マーヴェリックスが対戦した。
このエキシビションはフィリピンのマニラから始まり、シンガポール、インドのニューデリー、アラブ首長国連邦のドバイへと会場を移し、12月13日まで行われる。
【UAEロイヤルズ vs. マニラ・マーヴェリックス】
○UAEロイヤルズ vs.
●マニラ・マーヴェリックス 26-25
1.○C・ウォズニアキ vs
●
K・フリッペンス(ベルギー) 6-2
2.●G・イバニセビッチ vs
○M・フィリプーシス 5-6
3.●N・ジョコビッチ vs
○JW・ツォンガ 5-6
4.●
K・ムラデノヴィック(フランス)/
N・ジモニッチ(セルビア)組 vs
○
D・ネスター(カナダ)/ K・フリッペンス組 4-6
5.○M・チリッチ/ N・ジモニッチ組 vs
●D・ネスター/ JW・ツォンガ組 6-5
男子シングルスに登場したUAEロイヤルズのジョコビッチは、ツォンガに接戦の末に敗れるも、チームで勝利をおさめた。
ジョコビッチはこの日から最新のラケット、「スピード プロ(SPEED PRO)」に変えており、新しいラケットを使用して試合に臨んでいた。
また、マニラ・マーヴェリックスに所属しているシャラポワも、第1節に出場していた際は最新の「インスティンクト(INSTINCT)」を使用していたが、シンガポール・スラマーズに所属のベルディヒはこれまで通りのインスティンクトを使用している。
UAEロイヤルズはニューデリーで行われたマニラ・マーヴェリックスとの対戦を、24-27で落としていたが、今回は26-25でリベンジに成功した。
試合形式は男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの5試合を6ゲーム先取の1セットマッチで行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
試合に勝利したチームは4ポイントを獲得し、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが最も高いチームが優勝となる。
ルールはノーアドバンテージ、ゲームカウント5-5の場合はタイブレークでは無く、5分間のシュートアウト方式(延長戦)を採用し、5分後に多くポイントを獲得している選手の勝利となる。
また、パワーポイントというシステムが導入され、試合中にリターン側が宣言して行うものもので、次のポイントが2倍になるもの。各試合で1度使う事ができる。また試合中にタイムを要求する事もできる。
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