テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、車いすテニスの女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
上地結衣(日本)がS・ワルラーベン(オランダ)を6-1, 6-3のストレートで下し準決勝進出を決めた。
この試合、上地結衣はファーストサービスが入った時68パーセントの確率でポイントを獲得し、ワルラーベンから7度のブレークに成功し57分で勝利した。
勝利した上地結衣は準決勝でS・エラーブロック(ドイツ)を6-1, 6-1で下したJ・グリフィオエン(オランダ)と対戦する。
上地結衣は今大会でJ・ホワイリー(英国)と組みダブルスにも出場しており、単複優勝を狙う。
今季、上地結衣は全豪オープンでダブルスでグランドスラム初優勝、全仏オープンでは単複優勝しシングルスで初優勝、世界ランキング1位奪還を果たす。
ウィンブルドンはダブルス優勝(ウィンブルドンはダブルスのみ開催)と連続優勝を狙う。
また、車いすテニスの男子には
国枝慎吾(日本)が単複で出場している。
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