男子テニスで世界ランク11位の
錦織圭(日本)は現在行われている全米オープンで自身初のベスト4に進出した事により、8日に発表される世界ランキングで今年の5月に記録した自己最高位9位に返り咲く可能性がある。
ベスト4に進出した錦織は8日発表の世界ランキングで準決勝敗退の場合3,390ポイントとなり、準々決勝で敗退した同ランク9位の
A・マレー(英国)を抜くことが決まった。
9位となる条件として準決勝に進んだ同ランク16位の
M・チリッチ(クロアチア)が優勝しない場合となる。
準決勝で同ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を下し、準優勝とした場合3,870ポイントとなり、同ランク8位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)を抜き初の8位、優勝すると4,670ポイントとなり、同ランク5位の
D・フェレール(スペイン)を抜き5位となる可能性がある。
また今季の大会獲得ポイント上位8名が出場できる最終戦、ATPワールドツアー・ファイナル出場の可能性がある錦織は全米オープン前の今季獲得ポイントランキングで10位としている。
現段階でマレーを抜くことが確定し、9位となる可能性があるが、こちらもチリッチが優勝しないことが条件となる。
また同ランク3位の
R・フェデラー(スイス)が優勝した場合、右手首を故障し欠場している
R・ナダル(スペイン)を抜き世界ランキング2位に浮上することが決まっている。
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