男子プロテニス協会のATPとイタリア テニス&パデル協会のFITPは17日、男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(室内ハード)を2030年までイタリアで開催すると発表した。
>>【動画】シナーが最終戦V 優勝の瞬間<<>>Nitto ATPファイナルズ 予選RR・決勝T組合せ<<>>テニス365運営メンバー募集中<<同大会は今季の獲得ポイントシングルス上位8選手とダブルス上位8ペアのみが出場できるシーズン最後の大会。4選手(ペア)ずつ2グループに分かれ予選ラウンドロビン形式で争い、各グループ上位2選手(ペア)が準決勝に進出する。
イタリアでは、2021年から2025年間までの5年間にわたって開催されることが決まっていたが、今回の発表では2026年から2030年までの5年間が追加されることとなった。
また、2021年からトリノのイナルピ・アリーナで開催されているATPファイナルズだが、来年以降はどこで開催されるか決まっていない。
今年は11月10日から17日までで18万人以上が会場で熱戦を見守り、発売されたチケットはすべて完売。また、今年の賞金総額は1,525万ドル(約23億円)にものぼり、シングルスで全勝優勝を飾った
J・シナー(イタリア)は488万1,500ドル(約7億4,000万円)を獲得している。
ATPの会長を務めるアンドレア・ガウデンツィ氏は今回の発表に際し「過去4年間、イタリアは、選手とファンの両方にとって本当に特別な体験を創造するビジョンを持って、我々の最も権威あるイベントの素晴らしいホスト国であることを示してきました。この4年間、FITPとすべてのイベントパートナーに感謝します。私たちは、これからも一緒にレベルを上げていくことを楽しみにしています」とコメントを残した。
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