男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)は14日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
錦織圭(日本)は元世界ランク1位で第2シードの
R・フェデラー(スイス)に3-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ、芝コート大会での初の決勝進出を逃した。
この試合、錦織はフェデラーに2度のブレークを許し1時間13分で敗れた。
第2セット、第1ゲームでフェデラーにブレークを許すが、直後に錦織がブレークバックに成功する。
その後は両者サービスキープが続きタイブレークへ突入する。
1ポイント目でミニブレークを許した錦織は、3ポイント目と6ポイント目でミニブレークに成功する。その後8ポイント目で再びミニブレークを許し最後の11ポイント目は錦織のボールはネットを超えずフェデラーが勝利したが、フェデラーは勝利した事に気付かず、次のポイントへ備えるという珍しい場面が見られた。
サービスが好調だったフェデラーはファーストサービスの確率が82パーセント、サービスエースを7度決め、錦織にリターンの配球を絞らせなかった。更にネットプレーを巧みに使うフェデラーが錦織より一枚上手だった。
両者は4度目の対戦となり、錦織はフェデラーに2勝2敗とした。
錦織はフェデラーと初の芝の対戦で勝利する事は出来なかった。
フェデラーは2連覇、7度目の優勝を狙い、決勝で
P・コールシュライバー(ドイツ)を5-7, 7-6 (7-5), 6-4のフルセットで下した
A・ファリャ(コロンビア)と対戦する。
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