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男子テニスツアーのATPワールド・ツアー500大会であるバルセロナ・オープン・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー)は25日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの錦織圭(日本)が元世界ランク9位で第12シードのM・チリッチ(クロアチア)を6-1, 6-3のストレートで下し、初のベスト4入りを決めた。
両者は今回が7度目の対戦で、錦織はチリッチとの対戦成績を5勝2敗とした。
今回シード勢は1回戦免除のため、錦織は2回戦からの登場だった。2回戦はR・バウティスタ=アグ(スペイン)、3回戦はA・ゴルベフ(カザフスタン)、準々決勝ではチリッチを下しての初のベスト4となった。
また、錦織は過去の同大会では2012年にF・ベルダスコ(スペイン)とのベスト4をかけた対戦で、試合途中に腰の痛みを訴えて棄権したベスト8が最高成績となっている。
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一方、敗れたチリッチは、今大会1回戦免除、2回戦は予選勝ち上がりのA・クズネツォフ(ロシア)、3回戦は第5シードのT・ロブレド(スペイン)に勝利して錦織との準々決勝だった。
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