女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は21日、シングルス準決勝が行われ、17歳で第12シードの
M・アンドレーワが第6シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)を6-4, 4-6, 6-3のフルセットで破り、2009年にWTA1000が創設されて以降、同グレードで史上最年少での決勝進出を果たした。
>>【動画】17歳アンドレーワ 史上最年少でWTA1000決勝進出!勝利の瞬間!<<世界ランク14位のアンドレーワが同大会に出場するのは2年連続2度目。昨年は初戦敗退となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク44位の
E・アバネスヤン(アルメリア)、2回戦で同39位の
M・ボンドロウソバ(チェコ)、3回戦で同46位の
P・スターンズ(アメリカ)、準々決勝で第2シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を下し準決勝に駒を進めた。
世界ランク7位のルバキナとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第7ゲームでアンドレーワは2度目のブレークを果たし先行する。
しかし第2セット、アンドレーワはルバキナからブレークポイントを握れずにいると、終盤の第10ゲームでブレークを奪われ1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、アンドレーワは第4ゲームで先にブレークを許し追いかける展開となるも、直後の第5ゲームでブレークバックに成功。これで勢いに乗ったアンドレーワはここから一気に5ゲーム連取に成功し、2時間15分で2009年にWTA1000が創設されて以降、同グレードで史上最年少の決勝進出者となった。
女子テニス協会のWTAは公式サイトに強豪選手を次々と倒し決勝に進出したアンドレーワのコメントを掲載している。
「(前週大会で2回戦敗退となり)『今回はベストのテニスができていないかもしれないけどまあいいか』と思っていた。去年はドバイであまりいいプレーができなかった。『とにかく何でもいい。プレーするだけ。様子を見よう』という感じだった」
「結局、期待していないといつもキャリア最高のトーナメントの1つになる。これがパラドックスなのか何かはわからないけど、結局そうなる」
ツアー大会2度目の優勝に王手をかけたアンドレーワは決勝で世界ランク38位の
C・タウソン(デンマーク)と対戦する。タウソンは準決勝で第14シードの
K・ムチョバ(チェコ)を下しての勝ち上がり。
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