男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)は20日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)は世界ランク25位の
J・レヘチカ(チェコ)に3-6, 6-3, 4-6のフルセットで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。試合後にアルカラスは「どうすればもっといいプレーができたのかわからない」と正直な感想を口にした。
>>【動画】レヘチカがアルカラス撃破!<<>>レヘチカらカタールOP組合せ<<世界ランク3位のアルカラスは今大会、1回戦で同192位の
M・チリッチ(クロアチア)、2回戦で同85位の
L・ナルディ(イタリア)を破ってベスト8に進出。一方、23歳のレヘチカは1回戦で第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、2回戦では同57位の
F・マロジャン(ハンガリー)をそれぞれストレートで下して8強入りした。
準々決勝、アルカラスは2度のブレークを許して第1セットを落とすも、第2セットでは第4ゲームでこの試合初めてのブレークに成功しその後はサービスキープ。セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットでは第5ゲームで先にブレークを奪いリードしたアルカラスは攻勢を強め、第7ゲームでもブレークチャンスを握るが、このチャンスをいかしきれない。すると迎えた第8ゲームでワンチャンスをものにされブレークバックを許すと、第10ゲームではマッチポイントとなるブレークポイントを握られる。最後は強烈なリターンを返してきたレヘチカのショットの反応が遅れ、返球がアウトに。第7ゲームから4ゲーム連取を許して2時間9分で力尽きた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「チームやコーチと話し合ったが、正直なところ、どうすればよかったのかわからないんだ。おそらく、いくつかのサーブ、いくつかのポイントで、いいプレーができなかったのだろう。正直なところ、わからない。特にファイナルセットでは、劣勢に立たされてもあきらめなかったからね。1ポイントのことだった。それがテニスを本当に難しくしているんだと思う。(第7ゲームのブレークチャンスでは)ほんの数センチネットにかかっただけだった。そこから、彼(レヘチカ)は素晴らしいテニスをし始めたんだ。たぶん、もう少しうまくやれたと思うけど、彼のプレーはすごかった。彼はとてもアグレッシブに、ノーミス、あるいはほとんどノーミスでリターンしてきたんだ」
「次の試合では、自分がリードしているときにサーブで攻め続けなければならない。でも、いまは自分の中で、どうすればもっといいプレーができたのかわからないよ」
勝利したレヘチカは準決勝で第8シードの
J・ドレイパー(イギリス)と対戦する。ドレイパーは準々決勝で世界ランク35位の
M・ベレッティーニ(イタリア)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
A・ルブレフと世界ランク23位の
F・オジェ アリアシム(カナダ)が4強へと駒を進めた。
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