女子テニスで世界ランク61位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)は19日にSNSを更新し、先日自身の試合中に、ストーカー行為を行う男性が現れたことでパニックを起こしてしまった件についてコメントした。
>>【動画】試合にストーカー現れパニック、ラドゥカヌが泣き出してしまったシーン<<>>アルカラスらカタールOP組合せ<<2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女王で、元世界ランク10位のラドゥカヌは、日本時間18日に行われたドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)の2回戦の序盤第2ゲーム終了後、涙を流したラドゥカヌが審判へ話しをしにいき事態が表面化。怯えた様子で審判台の裏に隠れるなどしていたが、しばらくして落ち着きを取り戻し試合は再開した。しかし、試合は第14シードの
K・ムチョバ(チェコ)との一戦は6-7 (6-8), 4-6で敗れている。
女子テニス協会のWTAは今回の件を調査し、以下のように声明を発表した。
「2月17日月曜日、エマ・ラドゥカヌは公共の場で執拗な付きまとい(ストーキング行為)を見せる男性に近づかれました。この人物は火曜日のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権でエマの試合の最前列に現れ、その後退場させられました。この人物は脅威に関する評価が完了するまで、すべてのWTAイベントへの出入りを禁止されます。選手の安全は私たちの最優先事項であり、トーナメントには国際スポーツイベントのセキュリティの最善策がアドバイスされています。WTAはエマと彼女のチームと積極的に協力し、彼女の健康を確保し、必要なサポートを提供しています。私たちは、世界中のトーナメントやそのセキュリティチームと協力し、すべての選手にとって安全な環境を維持することに引き続き尽力します」
また、事件から一夜明けた日本時間19日、ラドゥカヌもSNSを更新し「応援のメッセージありがとうございます。昨日はつらい経験でしたが、試合開始時に起こったことにもかかわらず、復活して試合に臨めたことを誇りに思います。素晴らしいスポーツマンシップを発揮してくれたカロリーナ(ムチョバ)に感謝します。残りのトーナメントでも彼女の幸運を祈っています」とつづった。
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