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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は1日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)がノーシードで20歳のB・トミック(オーストラリア)を7-6 (7-4), 6-7 (5-7), 6-4, 6-4で下し、3年ぶりにベスト8進出を決めた。
この試合、ベルディフは24本のサービスエースと68本のウィナーを決めた。さらに、トミックのサービスゲームを15度のブレークチャンスから3度のブレークに成功し、ベルディフが2時間59分で勝利した。
27歳のベルディフは、2010年のウィンブルドンでグランドスラムを通して初の決勝進出を果たすも、R・ナダル(スペイン)にストレートで敗れ準優勝に終わった。その時は準々決勝でR・フェデラー(スイス)、準決勝ではN・ジョコビッチ(セルビア)に勝利しての決勝進出だった。
また、ベルディフは昨年のウィンブルドン1回戦でE・ガルビス(ラトビア)に6-7 (5-7), 6-7 (4-7), 6-7 (4-7)のストレートで敗れていた。
準々決勝でベルディフは、第1シードのジョコビッチと対戦する。ジョコビッチは4回戦で、第13シードで35歳のベテランT・ハース(ドイツ)をストレートで下し、ベスト8進出を決めている。
一方、敗れたトミックは、1回戦で第21シードのS・クエリー(アメリカ)を7-6 (8-6), 7-6 (7-3), 3-6, 2-6, 6-3の大激闘の末に下し勢いの乗ると、2回戦では元世界ランク4位のJ・ブレイク(アメリカ)にストレートで勝利した。さらに、3回戦では第9シードのR・ガスケ(フランス)を7-6 (9-7), 5-7, 7-5, 7-6 (7-5)の接戦の末に下し、ベルディフとの4回戦へ駒を進めていた。
トミックは、今年のアピア国際男子でツアー初優勝を飾った。これは2005年のL・ヒューイット(オーストラリア)以来地元勢の優勝は9人目の事だった。
また、2011年のウィンブルドンで予選を勝ち抜いたトミックは、準々決勝でジョコビッチに敗れるもグランドスラム初となるベスト8進出を果たした経験がある。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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