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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は28日、男子シングルス2回戦が行われ、第29シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)はG・ゼミヤ(スロベニア)に6-3, 6-7 (4-7), 6-3, 4-6, 9-11の大熱戦の末に敗れ、3回戦進出とはならなかった。この日は、22歳ディミトロフの恋人である26歳のM・シャラポワ(ロシア)も応援に駆け付けていた。
27日に行われたこの試合は第5セットに突入し、ゲームカウント8-9とゼミヤにリードされた時点で降雨により中断された。そして、28日に試合が再開され、最後ディミトロフはゼミヤにフォアハンドのパッシングショットを決められて2回戦敗退となった。
今年ディミトロフは、ムチュア・マドリッド・オープン男子で世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)を破る大金星をあげる活躍をみせ、その後発表された世界ランキングでは自己最高となる26位を記録した。
また、ディミトロフを見守っていたシャラポワは、今年のウィンブルドン2回戦で予選から勝ち上がった世界ランク131位のM・ラルシェル・デ・ブリート(ポルトガル)に敗れる波乱に見舞われた。シャラポワがウィンブルドンで2回戦敗退するのは、4年ぶり3度目の事となった。今年シャラポワは、17歳で優勝した2004年以来となる9年ぶりの優勝を狙っていた。
一方、ディミトロフを破ったゼミヤは、今年の全仏オープン2回戦で錦織圭(日本)と対戦し、セットカウント1-3で敗れた。
ゼミヤは昨年の全米オープンで予選から出場し3回戦進出。さらに、同年のエルステ・バンク・オープンでT・ハース(ドイツ)、J・ティプサレビッチ(セルビア)ら強豪を次々と下し、J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れるも準優勝を飾った。
ゼミヤは3回戦で、第8シードのデル=ポトロと対戦する。
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《新星ディミトロフ特集!ATP男子ツアーマガジン Vol.167》
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