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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、賞金総額295万475ユーロ、クレー)は16日、シングルス2回戦11試合が行われ、第3シードのR・フェデラー(スイス)がC・ベルロク(アルゼンチン)に6-3, 6-4のストレートで快勝、3回戦に進出した。
先週行われたマドリッド・マスターズでは、自身20個目となるマスターズタイトルとともに、世界ランク2位の座を手に入れていたフェデラーは、強風が吹くセンターコートであっても積極的にネットプレーを展開、世界ランク38位のベルロクを69分で退けた。
この日は23回のネットプレーで18本のポイントを獲得していたフェデラー、ウィナーの数でも13本のベルロクに対し、試合を通して24本のウィナーを決めていた。
昨年の3月以来となる世界ランク2位に返り咲いたフェデラーは「大きな視点から見ると、トップ10にいることが重要なのであって、全仏オープンで2位じゃなくても何も変わりません。それはラファにとっても同じことです。マドリッドで優勝できたことは驚きましたし、今考えていることはそれです。ランキングではありません。」と、自らの考えをコメントしている。
またフェデラーはマドリッドで決勝までを戦った疲労から、今大会を回避することも視野に入れていたようだ。しかし、この日の「朝の練習後」、出場することを決意したという。
今大会のトップ8シード選手は1回戦が免除されており、それがフェデラーに1日多くの休養日をもたらしてくれた。
「ここでは最低でも2日間の休みがあります。それで助かりました。」とフェデラー。「もし休養が1日だけだったら、この大会でプレーしていたとは思いません。」
今大会では2003年と2006年に決勝に進出していながら、いまだに優勝の経験がなりフェデラーは、3回戦で元王者のJ・C・フェレーロ(スペイン)と対戦する。
マドリッド大会では3回戦で敗退、さらに世界ランク3位となった第2シードのR・ナダル(スペイン)は、F・マイヤー(ドイツ)に6-1, 7-5のストレートで勝利している。
第1セットをあっさり先取したナダルは、第2セットでは第11ゲームで決定的なブレークをマイヤーから奪うと、1時間21分で3回戦進出を決めている。
「今日の第1セットは重要でしたし、積極的なプレーができました。」とナダル。「第1セットではミスもありましたが、フォアハンドの調子が良いと感じました。マイヤーは相手を難しい状況に持っていく方法を分かっているので、難しい試合でした。」
今大会でナダルは5度の優勝を誇っているが、昨年の決勝ではN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、準優勝に終わっている。
この他の試合の結果は以下の通り。
T・ベルディフ(チェコ共和国) (7) ○-× L・クボット(ポーランド), 6-4, 6-1
S・ワウリンカ(スイス) ○-× J・ティプサレビッチ(セルビア) (8), 6-3, 6-1
A・セッピ(イタリア) ○-× J・アイズナー(アメリカ) (9), 2-6, 7-6 (7-5), 7-5
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) (10) ○-× M・ヨージニ(ロシア), 6-4, 6-2
G・シモン(フランス) (11) ○-× G・ガルシア=ロペス(スペイン), 6-4, 2-6, 6-4
N・アルマグロ(スペイン) (12) ○-× S・クエリー(アメリカ), 7-5, 6-2
J・モナコ(アルゼンチン) (14) ○-× R・シュティエパネック(チェコ共和国), 6-4, 6-2
R・ガスケ(フランス) (16) ○-× P・ロレンジ(イタリア), 6-3, 6-2
M・グラノジェルス(スペイン) ○-× F・フォニュイーニ(イタリア), 6-3, 6-4
今大会の優勝賞金は46万260ユーロ。
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