女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は19日、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
J・パオリーニ(イタリア)は世界ランク56位の
S・ケニン(アメリカ)に4-6, 0-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。この試合、パオリーニは第2セットの第1ゲームで転倒により脚を負傷。処置を行い試合は続行されたものの、女子テニス協会のWTAはパオリーニが同日行われる予定だったダブルス2回戦を棄権すると発表した。
>>アルカラスら カタールOP組合せ<<29歳で世界ランク4位のパオリーニは同大会の本戦に3年連続3度目の出場。
昨年は1回戦で第11シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)、2回戦で
L・フェルナンデス(カナダ)、3回戦で第8シードの
M・サッカリ(ギリシャ)を下し8強入り。準々決勝で第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が棄権し不戦勝で4強入りすると、準決勝で
S・チルステア(ルーマニア)、決勝では
A・カリンスカヤを破って「WTA1000」では初優勝を果たした。
またパオリーニはダブルスでも世界ランク7位を記録し、これまでに7つのタイトルを獲得している。
今大会は上位8シードが1回戦免除のため2回戦から登場したパオリーニは、世界ランク87位の
E・リス(ドイツ)を下してベスト16進出を果たした。
一方、26歳のケニンは2回戦で世界ランク21位の
M・コスチュク(ウクライナ)を逆転で下しての勝ち上がり。
3回戦の第1セット、パオリーニは第1ゲームでいきなり2度のブレークポイントを握られるもこれをセーブしなんとかキープに成功するが、第5ゲームでブレークを許し先行される。
続く第2セットの第1ゲーム、左右に激しく振られたパオリーニはバランスを崩して転倒してしまう。足首を抑え涙を浮かべながらもベンチに戻って処置を行ない、試合は再開されたものの、本来の動きが出来ないパオリーニは1ゲームも取れず力尽きた。
またパオリーニは同日行われる予定だったダブルス2回戦に
S・エラーニ(イタリア)とのペアで出場が予定されていたが、負傷により欠場が発表された。
なお勝利したケニンは準々決勝で第6シードのルバキナと対戦する。ルバキナは3回戦で第9シードの
P・バドサ(スペイン)を逆転で下しての勝ち上がり。
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