女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は18日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク61位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)は第14シードの
K・ムチョバ(チェコ)に6-7 (6-8), 4-6のストレートで敗れ2回戦敗退となった。この試合の序盤、ラドゥカヌがストーカー行為を行う男性が現れたことでパニックとなり泣き出してしまう場面があった。試合後に女子テニス協会のWTAはこの男性を出入り禁止にしたことを発表した。
>>【動画】試合にストーカー現れパニック、ラドゥカヌが泣き出してしまったシーン<<2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女王で、元世界ランク10位のラドゥカヌはこの日の2回戦で同17位のムチョバと対戦した。
しかし、試合が開始し2ゲームが終了した時点でラドゥカヌが泣き出し審判に何かを訴えた。ラドゥカヌは怯えた様子で審判台の裏に隠れるなどしていたが、しばらくして落ち着きを取り戻し試合は再開。
メンタルの状態が心配されたものの、試合は接戦に。最後は惜しくも敗れ2回戦敗退となった。
試合後、女子テニス協会のWTAは公式Xを更新しラドゥカヌの身に何が起きたかを説明し、対応策を発表した。
【ドバイでのセキュリティ事件に関するWTAの声明】
2月17日月曜日、エマ・ラドゥカヌは公共の場で執拗な付きまとい(ストーキング行為)を見せる男性に近づかれました。この人物は火曜日のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権でエマの試合の最前列に現れ、その後退場させられました。この人物は脅威に関する評価が完了するまで、すべてのWTAイベントへの出入りを禁止されます。
選手の安全は私たちの最優先事項であり、トーナメントには国際スポーツイベントのセキュリティの最善策がアドバイスされています。WTAはエマと彼女のチームと積極的に協力し、彼女の健康を確保し、必要なサポートを提供しています。私たちは、世界中のトーナメントやそのセキュリティチームと協力し、すべての選手にとって安全な環境を維持することに引き続き尽力します。
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