国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

シナーへの処分に 選手会「軽蔑」

ヤニック・シナー
全豪OPでのシナー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのN・ジョコビッチ(セルビア)V・ポスピシル(カナダ)らが2020年に設立した選手の意見をよりクリアに反映させるための組織PTPA(プロテニス選手協会)が15日、男子世界ランク1位のJ・シナー(イタリア)が3ヵ月間の出場停止処分となったことに関して、声明を発表した。

>>【徹底解説】シナー禁止薬物騒動<<

>>アルカラスらカタールOP組合せ<<

PTPAは男子プロテニス協会のATPや女子テニス協会WTAから独立した組織として設立され、選手の選手による選手のための組織として活動。選手のドーピング問題や大会の見解が選手側と別れたときなど、これまでにも声明を発表してきた。

今回PTPAは15日に世界アンチ・ドーピング機構(WADA)がシナーとの協議の結果2025年2月9日から2025年5月4日までの3ヵ月間の出場停止処分となったことに関して声明を出した。

シナーの騒動、経緯としては以下の通り。

昨年8月、国際テニス インテグリティ・エージェンシー(ITIA)は3月に実施された2度の検査で使用が禁止されている薬物のクロステボルがシナーから低濃度で検出されたと発表。しかし、通常は禁止薬物が検出された時点で暫定的に出場停止処分となるものの、選手には異議を申し立て出場停止処分を解除する権利があり、シナーはこの申し立てを行い、その後の調査で意図せずして皮膚から体内に禁止薬物が取り込まれたことが認められた。

そして、シナーには過失や怠慢がなかったことが認められ、調査後に出場停止処分は下されなかった。

この決定に対して昨年10月にWADAがシナー、ITIA、国際テニス連盟(ITF)を相手に上訴。WADAはシナーに1~2年の出場停止処分を求め、審理が今年4月16日と17日に行われる予定となっていた。しかし15日に事態は一転。WADAは3ヵ月の出場停止処分が適切だと発表。シナーがこの処分を受け入れたことで上訴は取り下げられ、シナーの処分が決定した。

3ヵ月という期間、そしてその3ヵ月が四大大会と被ることなく、復帰後に母国イタリアのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)に出場できるタイミングであることなど、WADAの発表後からSNSではシナーへの優遇なのではないかという声が大きかったなか、PTPAも声明を発表した。

以下はこの処分を受けてのPTPAの声明となる。

「誰の立場になるかに関わらず、いくつかのことが明らかになっています。“システム”がシステムではありません。組織になっています。ケースバイケースの裁量権はあるはずですが、実際には調節された取引、不公平な扱い、一貫性のない判決の口実に過ぎません」

「選手によって結果が異なるというだけの問題ではありません。透明性の欠如、プロセスの欠如、一貫性の欠如、スポーツやアスリートの規制を担当する機関の多種多様な信頼性の欠如です。ATP、WTA、四大大会、ITIA、WADAが改革に取り組み、公正で透明性のあるシステムを作り上げるというコミットメントが欠けています」

「この見方はすべてのアスリートにとって受け入れられないものであり、あらゆるスポーツとそのファンに対する深い軽蔑を示すものです。今こそ変化のときです。私たちはそれを変えていきます」


【最大70%OFF】テニスウエア&シューズ
■売り尽くしSALE開催中>


■関連ニュース

・錦織 圭「あの2人はレベル違う」
・カメラ破壊の世界5位に高額罰金
・ジョコに謝罪「冗談のつもりだった」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2025年2月17日10時38分)

その他のニュース

7月11日

四大大会で通算11度目V (11時16分)

絶好調「ゾーンに入っていた」 (8時51分)

世界1位 決勝逃す「辛いけど…」 (7時57分)

完勝でウィンブルドン初V王手 (2時06分)

【1ポイント速報】ウィンブルドン 女子準決勝 (0時27分)

世界1位撃破し四大大会初の決勝へ (0時14分)

7月10日

世界1位 観客を再三救助 (23時00分)

上地結衣 失ゲーム0の圧勝で4強 (21時33分)

小田凱人 ウィンブルドン4強入り (20時15分)

【1ポイント速報】小田凱人vsスパーガレン (19時08分)

ウィンブルドン 男子4強出揃う (11時18分)

坂本怜 日本勢対決制し初戦突破 (10時08分)

元世界9位フォニーニ 正式に引退 (9時09分)

ジョコ、フェデラー超え記録で4強 (8時06分)

ジョコ 逆転勝ちで4強、次戦はシナー (3時34分)

世界1位シナー 2年ぶり2度目の4強 (1時55分)

7月9日

元世界4位 18歳退け初の4強 (23時49分)

【1ポイント速報】シナー・ジョコら 準々決勝 (23時25分)

世界4位 ウィンブルドン初4強 (23時00分)

大坂なおみ シンシナティOP出場決定 (21時24分)

錦織圭 全米OP前哨戦にエントリー (20時01分)

アルカラス 一番乗りで最終戦出場決定 (12時39分)

28歳で引退、鮮烈な2ヵ月の活躍 (11時32分)

綿貫陽介 ストレート勝ちで初戦突破 (10時06分)

シナー MRI検査実施、初制覇へ黄信号 (8時41分)

アルカラス 完勝で4強「自信」 (7時41分)

活動休止から復帰し四大大会で4強 (7時05分)

アルカラス 3連覇まであと2勝 (2時49分)

上地結衣 ウィンブルドン初戦突破 (1時21分)

【1ポイント速報】ウィンブルドン 男子準々決勝 (1時00分)

世界1位 崖っぷちから執念の逆転勝ち (0時33分)

好調維持する世界5位 初の4強 (0時14分)

【動画】世界1位シナーがシェルトン撃破 !勝利の瞬間! (0時00分)

7月8日

小田凱人 ストレート勝ちで初戦突破 (22時27分)

小田凱人、上地結衣 「勝ちたい」 (18時56分)

坂本怜 錦織圭ら抑え最年少で複数V (16時35分)

異次元の高額賞金大会、今年も開催 (13時37分)

ウィンブルドン V候補揃って8強 (11時17分)

ウィンブルドン 女子8強出揃う (10時11分)

沢代榎音 ウィンブルドンJr3回戦へ (9時10分)

ジョコ「あの2人に勝つならここ」 (8時12分)

シナー「勝利だと思わない」 (6時50分)

まさか… 世界1位に勝利目前で棄権 (5時19分)

ジョコ 逆転勝ちで16度目8強 (0時58分)

【動画】ジョコビッチ 逆転勝ちで4強入りを決めた瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!