男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は18日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク69位の
ブ・ユンチャオケテ(中国)を7-6 (7-4), 6-4のストレートで下し、初戦突破を果たしたものの、「自分で試合を難しくしてしまった」と語った。
>>アルカラスら カタールOP組合せ<<27歳で世界ランク2位のズべレフが同大会に出場するのは今回が初めて。
今季は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝で第1シードの
J・シナー(イタリア)に敗れ準優勝。前週行われたIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)では準々決勝で
F・セルンドロ(アルゼンチン)に逆転負けを喫し、ベスト4進出とはならなかった。
23歳のブと初の顔合わせとなった1回戦の第1セット、ズべレフは第2ゲームでブレークを奪い4-1とリードするも、そこから粘り強いプレーを見せたブに2度のブレークを許す。それでもズべレフは第10ゲームでセットポイントを握られるも土壇場でブレークバックに成功し、タイブレークに持ち込むことに成功。落ち着きを取り戻したズべレフがこれをものにし、78分に及んだ第1セットを制して先行する。
続く第2セットでは両者キープを重ねるが、第9ゲームでズべレフがブレークに成功。直後のサービング・フォー・ザ・マッチを決めきり、2時間4分に及ぶ接戦をものにした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズべレフのコメントが掲載されている。
「自分にとっては良い試合ではなかったけど、彼(ブ)は良いテニスをした。彼は僕を難しい状況に追い込んだ。集中力を欠いてしまったんだ。ショットもリズムも少し失ってしまって、少し無理をしてしまった。それで自分で試合を難しくしてしまった」
勝利したズべレフは2回戦で世界ランク103位の
A・シェフチェンコ(カザフスタン)と対戦する。シェフチェンコは1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同149位のF・メリジェニ・アウヴェス(ブラジル)をストレートで下しての勝ち上がり。
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