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ナダルがフルセット勝ちでベスト8◇AEGON選手権

男子テニスツアーのAEGON選手権(英国/ロンドン、賞金総額69万4250ユーロ、芝)は9日、シングルス3回戦が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)R・シュティエパネック(チェコ共和国)に6-3, 5-7, 6-1のフルセットで勝利、ベスト8に進出した。

この他の上位陣も順当にベスト8に名を連ねており、第3シードのA・ロディック(アメリカ)は第15シードのK・アンダーソン(南アフリカ)に6-4, 6-4で、第2シードのA・マレー(英国)は第14シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)に6-4, 7-6 (7-3)で勝利している。

第1セットを2度のブレークで先取した25歳のナダルは、第2セットでも32歳のシュティエパネックからリードを奪い、ゲームカウント5-3で迎えた第9ゲームで40-15とマッチポイントのチャンスを得る。

しかし、ここからシュティエパネックが反撃に転じブレークバックに成功すると、逆転で第2セットを奪い返しセットオールとなる。

ファイナルセットに入ると、第2ゲームでナダルがいきなりのブレークに成功し3-0とリードを奪うと、今度はそのままシュティエパネックを突き放し、2時間24分で勝利となった。

「昨日よりは、プレーがとても良くなったと思います。」とナダル。「とても自信を持って試合に臨んでいましたが、5-3の場面で彼がとても良いプレーをし、こちらは何本かミスをしてしまいました。しかし、ターニング・ポイントは第3セットの序盤でした。特に第1ゲームはタフでした。その後は、ベストのプレーだったと思います。」

今大会で過去4度の優勝を果たしているロディックは、サーブを得意とするアンダーソンから各セット1度ずつのブレークに成功すると、アンダーソンに1度もブレークを許すことなく、1時間18分で勝利となった。

「堅実なプレーだったと思います。」とロディック。「用意していたゲームプラン通りに出来ました。今日のようなサーブの調子だと、それほど多くのブレークに成功するとは思いません。だけど、それがグラスコートでのテニスです。」

地元の声援を受けるマレーは、ティプサレビッチにオープニングゲームでブレークを許してしまったものの、第6ゲームでブレークバックに成功、さらに第10ゲームでもブレークに成功しセットを先取する。

第2セットに入ると、再びティプサレビッチがオープニング・ゲームでブレークに成功する。しかし、マレーは第8ゲームでブレークバックに成功すると、タイブレークで一気にティプサレビッチを突き放した。

2009年の今大会チャンピオンのマレーは「とてもクオリティの高い試合だったと思います。お互いにとても良いプレーでしたし、特に第2セットの終盤では、沢山の良いラリーがありました。本当に良いテストでした。」と試合を振り返った。

この他の試合の結果は以下の通り。

JW・ツォンガ(フランス) (5) ○-× M・ロドラ(フランス) (10), 4-3, 途中棄権
F・ベルダスコ(スペイン) (7) ○-× D・ナルバンディアン(アルゼンチン) (9), 7-5, 6-1
M・チリッチ(クロアチア) (8) ○-× T・ベルッチ(ブラジル) (11), 7-6 (7-3), 0-6, 6-3
A・マンナリノ(フランス) ○-× J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) (12), 7-6 (7-3), 7-6 (9-7)

デル=ポトロを破ったマンナリノはこの日、前日に中断となっていた第6シードのG・シモン(フランス)との2回戦も行っており、6-7 (4-7), 6-4, 3-0とリードしたところでシモンが背中の痛みを訴えて棄権、3回戦に進出していた。

今大会の優勝賞金は7万7500ユーロ。

(2011年6月10日12時11分)

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