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男子テニスツアーのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、賞金総額45万ユーロ、クレー)は29日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第7シードのN・ダビデンコ(ロシア)が第3シードのM・チリッチ(クロアチア)に7-5, 6-3のストレートで勝利、ベスト4進出を果たしている。
2004年に今大会で優勝しているダビデンコは、準決勝でR・シュティエパネック(チェコ共和国)と対戦する。32歳のシュティエパネックは、第8シードのP・コールシュライバー(ドイツ)に6-4, 6-0で快勝、ベスト4入りを決めている。
元世界ランク3位のダビデンコは、試合を通してチリッチに許したブレークはわずかに1度、その一方で3度のブレークをチリッチから奪うと、1時間49分で今季2度目となるベスト4進出となった。
「彼にセットポイントもありましたし、序盤は難しい試合でした。ブレークバックできたのは少しラッキーでした。」とダビデンコ。「チリッチは良いプレーをしていたので、とてもタフな試合でした。彼は去年、ここで決勝にも進出しています。簡単ではありませんでした。」
2010年2月に手首を負傷している29歳のダビデンコは、その後は思うような成績を挙げられず、今では世界ランキングも40位まで落としている。
一方のシュティエパネックは、2007年の今大会チャンピオンであるコールシュライバーから5度のブレークに成功すると、わずか74分でベスト4の座を手に入れている。
今季2度目となるベスト4入りとなったシュティエパネックは「またトーナメントを勝ち進めて、週末に試合ができるなんて最高の気分です。ここでの試合はいつも興奮しますし、特別なものです。良い思い出もありますし、ここでのプレーを楽しんでいます。」とコメントを残している。
もう一方の準決勝には、第5シードのF・マイヤー(ドイツ)とP・ペッツシュナー(ドイツ)が勝ち進んでおり、地元ドイツ勢同士で決勝への切符を争うこととなった。
この日の試合でマイヤーは、19歳のG・ディミトロフ(ブルガリア)に7-6 (7-4), 3-6, 6-4のフルセットで勝利、2時間22分のマラソンマッチを制している。
「本当にタフだけど、本当に良い試合でした。ディミトロフは良いプレーをしていましたし、今日勝てたのはラッキーでした。」とマイヤー。「彼は19歳だし、本当に良いサーブ、フォア、バックハンドを持っています。彼がトップ20になるのは、もうすぐでしょう。」
一方のペッツシュナーは、P・スタラーチェ(イタリア)に7-6 (7-3), 7-6 (8-6)のストレートで勝利、2年連続となるベスト4進出を果たしている。
今大会の優勝賞金は6万8850ユーロ。
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