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男子テニスツアーのハイネケン・オープン(ニュージーランド/オークランド、賞金総額35万5500ドル、ハード)は12日、シングルス2回戦8試合を行い、第1シードのD・フェレール(スペイン)がT・カンケ(ドイツ)を3-6, 7-6 (7-1), 6-4の逆転で破り、辛くも準々決勝進出を果たした。
世界ランク7位のフェレールは、同67位ながら2010年の新人賞を受賞した伸び盛りのカンケに、第1セットの第6ゲームでブレークを許し、そのセットを34分でわれてしまう。続く第2セットでは両者ブレークを許さずタイブレークへともつれた。しかしそのタイブレークでは、経験に勝るフェレールが圧倒して奪い返し、試合はファイナルセットへ。
第3セットの第9ゲームでフェレールは、この日初めてのブレークをカンケから奪うと、続く自身のサービスゲームをしっかりキープして2時間29分で勝利を手にした。2007年の同大会のチャンピオンであるフェレールは、2度目の優勝へ向けて2008年の覇者である第8シードのP・コールシュライバー(ドイツ)と準々決勝を行う。コールシュライバーはM・グラノジェルス(スペイン)を6-4, 3-6, 6-2で下しての勝ち上がり。
第2シードのN・アルマグロ(スペイン)もV・ハネスク(ルーマニア)を6-4, 7-6 (7-3)で下しベスト8進出を決めた。上位4シード選手は1回戦が免除されているため、この日の2回戦が今季初めての試合だったアルマグロは、初戦を勝利で飾り好スタートを切った。
「どんな試合でも大切だけど、シーズン初戦は更に大事なもの。試合を通して良いテニスができたし、フォアハンドやサーブも良くてとても積極的なプレーを続けることができた。第1セットは最近の中では最高のプレーだった。このプレーを続けられたら、今年は好成績が期待できると思うよ。」と、アルマグロは自身のプレーに満足していた。
アルマグロは準決勝進出を懸けて予選を勝ち上がったA・マンナリノ(フランス)と準々決勝で対戦する。マンナリノはこの日、主催者推薦のA・クレマン(フランス)を7-5, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
第6シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)もP・ペッツシュナー(ドイツ)を6-3, 6-2とわずか63分で一蹴、順当にベスト8へ名を連ねた。「とても良いプレーができたと思う。風が強い中でも良いサーブが打てたし、リターンも良かった。チャンスがあればネットにも積極的に出ることができた。勝つことができてハッピーさ。」と語るナルバンディアンは第3シードのJ・アイズナー(アメリカ)と準々決勝を行う。
この日のアイズナーは、22本ものサービスエースを叩き出し、R・ハース(オランダ)を3-6, 7-6 (7-4), 7-5と2時間14分の接戦を制しての8強入りだった。
「勝利できて気分が良いよ。体はとてもフィットしているけど、あまり満足した試合ではなかった。それでもシーズン最初の試合だったから勝ちきることが大事だった。自分のサービスゲームでは常に厳しい展開を強いられてしまった。終盤でやっと彼(ハース)のサービスゲームで主導権が握れたんだ。終始接戦だったけど、ちょっとラッキーだったかも知れない。観客の声援も力になった。」と素直に勝利を喜んでいた。
その他の試合では、第7シードのT・ベルッチ(ブラジル)がT・ロブレド(スペイン)を6-4, 3-6, 6-1で、S・ヒラルド(コロンビア)が第4シードのA・モンタネス(スペイン)を6-3, 4-6, 6-4で下した。準々決勝でベルッチはヒラルドと対戦する。
今大会の優勝賞金は7万2600ドル。
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