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男子テニスツアーのメディバンク国際男子(オーストラリア/シドニー、賞金総額37万2500ドル、ハード)は水曜日、シングルス2回戦8試合が行なわれ、第1シードのS・クエリー(アメリカ)が敗退する波乱が起きた。その波乱を演出したのはA・ドルゴポロフ(ウクライナ)で、クエリーを6-4, 6-3のストレートで下して準々決勝へ駒を進めた。
今大会の上位4シード選手は1回戦が免除されているため、この日の2回戦が初戦だったクエリーは、シーズン初戦でもあったためか本来のプレーが影をひそめ、各セットで2度ずつのブレークをドルゴポロフに許し、わずか62分で大会を去る結果となった。
「今シーズンの最初の試合だったし、とても風が強くてやりずらかった。この風の中では彼(ドルゴポロフ)は戦いずらい相手。強力なサーブを放ち、スライスを多様するプレーは、他にあまりないプレースタイル。それでも全豪まで4日間練習する時間ができた。」とクエリーは前向きに考えていた。
ドルゴポロフはこの日、前日に雨のためこの日へ順延となっていた1回戦を勝利してからの試合だった。その試合は、前日の火曜日に予選を勝ち上がったB・トミック(オーストラリア)との1回戦で6-7 (3-7), 6-1とセットオールにしたところでの中断だった。この日再開された第3セットではドルゴポロフが6-2で奪って2回戦へ進んでいた。
ドルゴポロフは準決勝進出を懸けてF・ジル(ポルトガル)を6-1, 6-3で下したG・シモン(フランス)と準々決勝を行う。シモンも前日、ルー・イェンスン(台湾)との1回戦を6-0, 3-2としたところで中断を余儀なくされていた。この日再開された試合でもそのリズムを守り、6-0, 6-3で勝利して2回戦に臨んでいた。
今大会の1回戦で第6シードのF・ロペス(スペイン)との3時間20分の接戦を制したJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)だったが、この日はF・マイヤー(ドイツ)の前に6-2, 7-5とわずか74分で敗退する結果となってしまった。
「初戦でロペスを下したけど、今日はとても素晴らしい選手との対戦だった。負けはしたものの、こうしてコートに立って試合ができることが自分にとって大切なこと。」と、手首の怪我から復帰したばかりのデル=ポトロは敗戦にも試合ができる喜びを感じていた。
「今日はベースラインから良いテニスができた。自分のテニスができれば、勝てるチャンスは十分あると思っていた。今日はそれができた。」と語るマイヤーは、ラッキー・ルーザーのL・クボット(ポーランド)を7-6 (7-5), 2-6, 6-3で倒したP・スタラーチェ(イタリア)と準々決勝を行う。
その他の試合では、昨年の準優勝者のR・ガスケ(フランス)がA・セッピ(イタリア)を3-6, 7-5, 6-4の逆転で、第4シードのV・トロイキ(セルビア)がJ・I・チェラ(アルゼンチン)を6-2, 6-3で、第3シードのE・ガルビス(ラトビア)がI・アンドレエフ(ロシア)を2-6, 6-4, 6-3で、S・スタコフスキ(ウクライナ)が第7シードのG・ガルシア=ロペス(スペイン)を6-3, 6-4で破り、ベスト8へ名を連ねた。
準々決勝では、ガスケがトロイキと、ガルビスがスタコフスキとそれぞれ対戦する。
今大会の優勝賞金は7万7000ドル。
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