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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(英国/ロンドン、芝)は20日、2010年度の賞金額を発表し、その賞金総額は昨年の1255万ポンドから9.4%増額された総額1372万5000ポンドになることが明らかになった。
賞金総額の増額に伴い、各競技の賞金額も増額となっている。今年のシングルスの優勝賞金は、昨年の85万ポンドから17.6%増額された100万ポンド(約1億4300万円)となっている。ウィンブルドンでは、2007年から男女同額の賞金が設定されており、優勝賞金が100万ポンドに達するのは史上初のこと。
ウィンブルドンは初めてプロ選手の出場を認めた1968年から出場者に賞金を提供している。当時の賞金総額は2万6150ポンドであったが、1971年を除き毎年その総額は上昇し続け、2005年には1000万ポンドの大台に乗っていた。
今回の賞金額についてウィンブルドンのチェアマンであるティム・フィリップ氏は「ウィンブルドンはとても競争が激しい市場に存在しており、その興味を牽引してくれているのは世界でも最高の選手達です。格式ある大会にふさわしく、選手達が満足し公平だと思う賞金を提供するのは重要なことです。」とコメントしている。
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