男子テニスのオクシタニー・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は28日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク132位の
R・ガスケ(フランス)が同108位の
A・マナリノ(フランス)を6-3, 6-2のストレートで破り、3年ぶり11度目の初戦突破を果たすとともに、24年連続でツアーレベルでの勝利を挙げた。これはオープン化以降、元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)と並ぶ史上2人目の快挙となった。
38歳で元世界ランク7位のガスケは今季の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で現役を引退する意向を明かしており、今月行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では予選敗退に終わった。
ガスケが同大会に出場するのは4年連続13度目。過去3度の優勝を飾っている。
マナリノとの顔を合わせとなった1回戦の第1セット、ガスケは第4ゲームでブレークを奪い先行する。すると続く第2セットでは第1ゲームでバックハンドのパッシングショットを決めるなどしていきなりブレークに成功。1度もブレークポイントを与えずキープを重ね、第7ゲームではラブゲームで再びブレークを奪うと直後のサービング・フォー・ザ・マッチを取りきり勝利を収めた。
この勝利によりガスケは、2002年から2025年まで24年連続でツアーレベルでの勝利を挙げたこととなり、これは1998年から2021年まで連続で勝利を挙げたフェデラーに並び、オープン化以降史上2人目の記録となった。
なお、連続でなければ元世界ランク1位の
J・コナーズ(アメリカ)が1970~89年、1991~95年の期間で25シーズンにわたり勝利を挙げており、24シーズン以上のマッチ勝利記録はオープン化以降史上3人目となる。
なお勝利したガスケは2回戦で第5シードの
T・フリークスポール(オランダ)と対戦する。フリークスポールは1回戦で世界ランク84位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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