女子テニスのリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250)は14日にシングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク125位の
大坂なおみは同じくワイルドカードで出場している同228位の
B・アンドレースク(カナダ)に4-6, 6-3, 6-7 (3-7)のフルセットの熱戦の末に敗れ準々決勝敗退となり、ツアー大会で約2年2ヵ月ぶりのベスト4進出とはならなかった。
>>【動画】大坂なおみ撃破の瞬間!アンドレースクが熱戦制し4強<<>>大坂なおみらリベマOP組合せ<<26歳の大坂は現在、7月1日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に照準を合わせており、今大会が芝コートシーズン最初の大会となった。
今大会は1回戦で第4シードの
E・メルテンス(ベルギー)、2回戦で世界ランク140位の
S・ラメンス(オランダ)を下し、芝コートのツアー大会で約6年ぶりに8強入りした。
準々決勝は元世界ランク4位のアンドレースクとの顔合わせに。大坂とアンドレースクはともに全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)での優勝経験があり、準々決勝は元全米オープン女王対決となった。
準々決勝の第1セット、立ち上がりは両者ともにキープを続けるも、第4ゲーム途中で雨天により試合が一時中断。試合は約2時間半の中断を経て再開された。
再開後の第7ゲーム、大坂はブレークポイントを握られると、最後はボレーを決められ先にブレークを許す。その後アンドレースクからブレークバックを果たせなかった大坂は第1セットを落とす。
それでも第2セット、大坂は第2ゲームでフォアハンドのウィナーを決め先にブレークに成功。大坂はさらに第4ゲームでもブレークを奪い一気に5ゲームを連取。第7ゲームで1度ブレークを許したもののリードを守り、勝負をファイナルセットに持ち込む。
しかしファイルセット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えたタイブレークで大坂は4度のミニブレークを奪われ力尽き、2022年4月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)以来、約2年2ヵ月ぶりの準決勝進出を逃した。
勝利したアンドレースクは準決勝で予選勝者で世界ランク138位の
D・ガルフィ(ハンガリー)と対戦する。ガルフィは準々決勝で同400位の
A・クルニッツ(セルビア)を下しての勝ち上がり。
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