コロナ禍の2020年、高校3年生のテニスプレーヤーに「3年間の集大成となる大会を提供したい」との想いから9月から11月にかけて開催された「全国高3テニスチャレンジトーナメント(後援:文部科学省スポーツ庁)」で、女子シングルス優勝をおさめた
重田夢亜(与野テニスクラブ/秀明英光高校)が大会閉幕後のインタビューで、これまでのテニスの歩みや、高校卒業後の目標を語った。
【全国高3テニスチャレンジトーナメント大会結果】
■全国大会:決勝トーナメント
決勝
〇重田夢亜vs.西尾萌々子(京都外大西高校) 6-4,7-6(7-1)
準決勝
〇重田夢亜vs.横田七帆(開星高校) 6-1,5-7,6-2
準々決勝
◯重田夢亜vs.松本祐華(沖縄尚学高校) 6-1
■関東大会:優勝
決勝
〇重田夢亜vs.黒崎早絢(白鵬女子高), 7-5
【重田夢亜インタビュー】
■テニスを始めたキッカケ、スポーツ経験
親がテニスをしていた影響で、4歳から始めました。テニス以外のスポーツは、バレエや野球もやっていました。小学校3年生の頃に試合で負けたことが悔しくて、ちゃんと練習をしようと思い(笑)、テニスが中心になりました。その頃から(現在の所属先の)与野テニスクラブで練習しています。
■小学生~中学生時の思い出に残っている大会
小学生は、無いです(笑)。中学生の時はITF(国際テニス連盟)の主催大会によく出ていたので、思い出に残っています。
■日頃の練習スケジュール
月曜日がオフで、火曜日から金曜日は下校後に約4時間、土日も午後に約4時間の練習をしています。
■高校進学時の高校での目標
インターハイ(全国高等学校総合体育大会)や全日本ジュニアテニス選手権で優勝したいと思っていました。
■コロナ禍以前の、高校3年生での目標
昨年のインターハイで先輩(浮田愛未)が準優勝だったので、自分は優勝したいなと思っていました。
■インターハイ、全日本ジュニアが中止になって
(中止を知って)残念な気持ちになったのと、今までやってきたことが大会がなくなってしまい、どうすれば良いのか、と思いました。
■全国高3テニスチャレンジトーナメントについて
まず周りの人から大会のことを聞いて、自分で調べてみて出場しようと思いました。
■関東大会について
会場の白子には毎年関東大会で行っていたので、同じような緊張感を感じられました。試合をすることが久しぶりで、試合がどんな感じだったか覚えていなかったので、関東大会で思い出すことができて良かったです。
■全国大会について
自分の思った通りのプレーをすることができました。
■高校卒業後の進路、来年の目標
選手活動をしていきたいと思います。コロナウイルスの影響で、大会等がどうなるか分からないですけど、今も出場しているJTA(日本テニス協会)の大会で優勝したり好成績を残していきたいと思います。まだ具体的に何位というのはないですが、100位を切りたいと思っています。
■どんなテニスプレーヤーになりたいか?
日本でも、世界でも、自分の名前を言ったら皆が知っている、そんな選手になりたいと思います。
■今後活躍するうえで伸ばしたいこと
全体的に伸ばしたいです。試合を通じて、その試合で足りなかったことを伸ばしていきたいです。
■全国高3大会のクラウドファンディング支援者に向けて
自分たち高校3年生の大会がなくなったなかで、大会を開催して下さり、それに(クラウドファンディングで)協力していただいて、本当に感謝しかありません。ありがとうございました。
与野テニスクラブを拠点に活動
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