男子テニスのNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は12日、グループ・ビヨン・ボルグの予選ラウンドロビン第2戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第5シードの
D・ティーム(オーストリア)に7-6 (7-5), 3-6, 6-7 (5-7)の逆転で敗れ、1勝1敗となった。
>>ATP最終戦の組み合わせ表<<5度の優勝を誇るジョコビッチは2時間47分の死闘の末に力尽き、今年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準決勝に続きティームに2連敗となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されており「彼(ティーム)が勝者に値する」と称賛した。
「とても勇気あるテニスをしていたし、ボールを思いきり叩いていた。全力でぶつかってきた。彼は試合を通して最後のポイントまで同じプレーを続けていた。ただただ脱帽で、彼の勝利を祝福したい。なぜなら、本当に最高の試合をプレーしたから」
年間最終の世界ランク1位とATPファイナルズ最多タイ6度目の優勝を狙うジョコビッチは決勝トーナメント進出をかけて、第3戦で第3シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。
両者は49度目の対戦で、ジョコビッチの26勝22敗。今年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)決勝ではフェデラーを死闘の末に破っている。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ・アンドレ・アガシ】(1)
R・ナダル(スペイン) 0勝1敗
(4)
D・メドヴェデフ(ロシア) 0勝1敗
(6)
S・チチパス(ギリシャ) 1勝0敗
(7)
A・ズベレフ(ドイツ) 1勝0敗
【グループ・ビヨン・ボルグ】(2)N・ジョコビッチ 1勝1敗
(3)R・フェデラー 1勝1敗
(5)D・ティーム 2勝0敗
(8)
M・ベレッティーニ(イタリア) 0勝2敗
「男子テニス国別対抗戦デビスカップ 決勝ラウンド」
母国の名誉と威信を懸けてしのぎを削る“テニスのワールドカップ”。新フォーマットで争われる世界最強国の称号を懸けた戦いを生中継でお届け!
【大会期間】
11月18日(月)~25日(月)連日生中継
■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・錦織の棄権 ジョコ「気の毒」・錦織との不平等にジョコ不満・フェデラー「敗戦は最悪」■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報