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女子テニスの国別対抗戦であるフェドカップのワールドグループ1回戦、オーストラリアとイタリアの対戦(オーストラリア/ホバート、ハード)は6日、リバースシングルス2試合とダブルス1試合が行なわれ、前年覇者のイタリアが通算4勝1敗で勝利、準決勝に駒を進めた。
1勝1敗で初日を終えていたこの対戦、エース同士の対戦となった第1試合ではF・スキアボーネ(イタリア)がS・ストザー(オーストラリア)に7-6 (7-1), 3-6, 7-5のフルセットで勝利、イタリアに2勝目をもたらすと、続く試合でF・ペネッタ(イタリア)がJ・グロス(オーストラリア)に6-3, 6-2のストレートで快勝、勝利が確定する3勝目を挙げた。
最後の試合となったダブルスでは、R・ビンチ(イタリア)/S・エラーニ(イタリア)組がA・ロディオノワ/R・スタブズ(オーストラリア)組に2-6, 7-6 (7-1), 6-4の逆転で勝利している。また39歳のスタブズは、この試合を最後に現役を引退することを表明している。
昨年の全仏オープン決勝の再戦となった第1試合、試合を通して12本ものブレークピンチを迎えていたスキアボーネは、ファイナルセットの最後のゲームでこの日唯一となるブレークに成功、地元観客の後押しを受けるストザーを何とか振り切った。
第1セットのタイブレークで7本の凡ミスを犯してしまっていたストザーは「ここに来て2試合で負けるなんて、本当に残念なことです。特に2試合とも競った試合でしたから。」と、接戦で落とした試合を悔やんだ。
これで後がなくなったホームのオーストラリアは、前日にフェドカップでのシングルスデビューを飾ったグロスに全てを託す。しかし、前日の試合でストザーに勝利し勢いに乗るペネッタが試合を通して5度のブレークに成功、わずか65分で勝利を収めた。
イタリアの勝利を決めたペネッタは「昨日、私達は2-0でリードするチャンスも、0-2でリードされるリスクもありました。両チームとも本当に良いチームです。誰もがシングルスでもダブルスでもプレーできますし、チームのために全力を尽くせます。この対戦には満足するべきでしょう。」と、お互いのチームを称えた。
オーストラリアはイタリアに対し、これまで5戦全勝であった。しかしイタリアは過去5年間で4度の決勝進出を果しており、2006年、2009年、そして2010年にタイトルを獲得している。
またオーストラリアは2004年以来となるワールドグループ参戦なのに対し、イタリアは今年のトップシードとなっている。
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