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(アメリカ、カリフォルニア州スタンフォード)
バンク・オブ・ウェスト・クラシック大会5日目の金曜日、昨年のUSオープン覇者で、同大会ディフェンディング・チャンピオンのK・クレイステルス(ベルギー)が、絶好調を続けるV・ズヴォナレーワ(ロシア)を6-2, 3-6, 6-1のフルセットで下し準決勝進出を決めた。
両者はウィンブルドン1回戦でも顔を合わせており、その時はクレイステルスがストレートで快勝していた。しかし今回は、この1ヶ月で2勝と絶好調のズヴォナレーワが相手だけに、さすがのクレイステルスも大苦戦を強いられることとなった。第1セットを簡単に奪ったクレイステルスだったが、第2セットはズヴォナレーワのストロークにおされ奪い返されてしまう。ファイナルセットでは序盤で5ゲーム連取して試合を決めたもののスコア以上に接戦だった。
惜しくも敗れたズヴォナレーワだが、今日の敗戦までは先週のシンシナティ大会優勝を含む7連勝と波に乗っており、今大会では初戦で第8シードのK・シュレボトニック(スロベニア)を倒すなど、以前の強さを取り戻しつつある(元世界ランク9位)。試合後のインタビューでは、「キムは序盤とても調子が良かった。第3セットでは、私が少し集中力を欠いてしまったせいで一気に押さえ込まれてしまった。かなり疲労が溜まっていたこともあり挽回するのは難しかった。」と、話していた。
一方ベスト4入りを決めたクレイステルスは、「第2セットでは本当に沢山のエラーをしたわ。まるで水曜日のJ・ヤンコビッチ(セルビア)戦みたい。そんな時は、とにかく目の前のポイントだけに集中してファーストサーブを入れていくように心がけているの。」と話していた。この勝利でクレイステルスは、対ズヴォナレーワ4連勝とした。また準決勝で対戦するN・バイディソバ(チェコ共和国)については、「彼女(バイディソバ)はとても調子が良いみたいね。今日のベラ(ズヴォナレーワ)と同じように、彼女もすごく動きが良くコートを走り回って攻撃的なテニスをしかけてくる。」と警戒していた。
バイディソバは準々決勝でS・ストザー(オーストラリア)を6-4, 6-2で下してのベスト4入り。バイディソバは、今季全仏オープンで自身初の四大大会ベスト4入りを果たすなど好調を続けている。クレイステルスとの対戦については、「実はキムとは一度も対戦したことが無いの。2、3日前に一緒に練習したけれど、その時はとても良いプレーをしていたわ。準決勝では思い切りやって良いゲームが出来ればと思ってるわ。」と話していた。
その他の準々決勝では、第2シードのP・シュニーダー(スイス)がJ・クレイバス(アメリカ)に6-4, 7-5で辛くも勝利し今季初優勝に向けて一歩前進した。ゴロバン戦を前にシュニーダーは、「彼女(ゴロバン)はとても落ち着いた戦いをしている。(ゴロバン戦では)いつも以上にサーブ&ボレーをしていく必要があるわね。」とコメント。ゴロバンはA・グローネフェルド(ドイツ)を6-4, 7-6 (7-5)で下してのベスト4入り。
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