体調不良で全仏OP準決勝を棄権

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アルナルディ
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間6日(現地5日)、第10シードのF・コボッリ(イタリア)と世界ランク104位のM・アルナルディ(イタリア)の男子シングルス準決勝が行われる予定だったが、アルナルディが体調不良のため試合前に棄権を表明。これにより準決勝敗退が決まり、自身初となる四大大会決勝進出の夢は無念の形で絶たれた。

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25歳のアルナルディが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は2024年のベスト16となっていたが、今大会は1回戦で第29シードのT・フリークスポール(オランダ)、2回戦で世界ランク79位のS・チチパス(ギリシャ)、3回戦で同62位のR・コリニョン(ベルギー)、4回戦で第19シードのF・ティアフォー(アメリカ)を破る快進撃を見せ8強入り。準々決勝では同105位のM・ベレッティーニ(イタリア)の途中棄権により、四大大会では自身初のベスト4進出を果たした。

準決勝では24歳で世界ランク14位のコボッリと、四大大会男子シングルス史上初となるイタリア勢同士の準決勝を戦う予定だったが、試合前に体調不良により棄権を決断した。

会見でアルナルディは体調悪化の経緯について説明した。

「昨日までは体調も良くて、練習もしてやるべきことは全部できていた。でも夕食を食べた後から胃の調子が少しおかしくなったんだ。最初は消化が良くなかっただけだと思っていたけど、午前1時ごろに目が覚めて吐いてしまった。その後は一睡もできなかった」

「朝6時か7時ごろにまた吐いて、今度はかなりひどかった。医師を呼んで薬をもらったけど、その後も何も食べられなかったし、飲み物を口にするたびにトイレに行かなければならなかった」

さらに、自身初の四大大会準決勝を棄権する無念さも口にした。

「大会を通して長い試合をたくさん戦ってきたけど、体の状態は本当に良かった。だからグランドスラムで初めての準決勝を棄権しなければならないのは本当につらい。最後までプレーできないか試そうとしたけど、立ち上がるたびにめまいがしたし、とても試合ができる状態じゃなかった。これが正しい決断だったと思う」

また、原因については「正直分からない」としながらも、「かなり寒気があったし、おそらくウイルス性のものだと思う」と説明した。

「体を動かすこともできず、食べることも飲むこともできなかった。試合をする方法は本当になかった。チケットを買って来てくれたファンや、イタリアから応援に来てくれた人たちには申し訳なく思う。コボッリが決勝に進めたことはうれしいけど、試合ができなかったのは残念だ」

アルナルディは今大会、準決勝進出までの試合時間の合計が19時間42分に達していた。コリニョン戦とティアフォー戦では2度のフルセットマッチを戦い、特にティアフォーとの4回戦は5時間26分に及ぶ死闘に。初の四大大会ベスト4進出までの道のりは決して平坦なものではなく、準決勝を迎えるまでに多くの消耗を強いられていた。

一方、コボッリは決勝で第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準決勝で第26シードのJ・メンシク(チェコ)を下しての勝ち上がり。


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(2026年6月6日5時53分)
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