世界104位 全仏OP初4強も「複雑」

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アルナルディ
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間4日(現地3日)、世界ランク104位のM・アルナルディ(イタリア)と同105位のM・ベレッティーニ(イタリア)の男子シングルス準々決勝が行われたが、アルナルディが7-5, 5-2とリードした時点でベレッティーニが棄権を表明。これにより、アルナルディが思わぬ形で四大大会で自身初のベスト4進出を果たした。

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25歳のアルナルディが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は2024年のベスト16となっていた。

今大会は1回戦で第29シードのT・フリークスポール(オランダ)、2回戦で世界ランク79位のS・チチパス(ギリシャ)、3回戦で同62位のR・コリニョン(ベルギー)、4回戦で第19シードのF・ティアフォー(アメリカ)を破り、初の8強入りを決めた。

一方、30歳のベレッティーニは2022年に自己最高となる世界ランク6位を記録した実力者だが、近年では度重なるケガにも悩まされ、全仏オープンは2021年を最後に欠場が続いていた。

それでも今大会は第22シードのA・リンデルクネシュ(フランス)や世界ランク56位のJ・セルンドロ(アルゼンチン)らを下し、5年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。

この日の準々決勝、アルナルディは立ち上がりに2度連続でサービスゲームを落とし、0−3とリードを許す苦しい展開となった。それでも徐々にペースをつかむと、左股関節の違和感を訴えたベレッティーニから3度のブレークを奪い、第1セットを先取。

続く第2セットでは一進一退の攻防が続くなか、第6ゲームで2度目のブレークに成功したアルナルディ。直後のサービスゲームをラブゲームでキープして5−2とした。

一方のベレッティーニは第7ゲーム途中には足を引きずるような様子を見せ、スタンドの陣営から試合を止めるよう促される場面も見られた。それでもすぐには決断できず、チェンジコートでベンチに腰を下ろすと、しばらく葛藤するような表情を浮かべた末に棄権を表明。これによりアルナルディが四大大会で初のベスト4進出を決めた。

オンコートインタビューでアルナルディは、「複雑な気持ちだ。誰もこんな形で大会を終えることは望まない。彼(ベレッティーニ)は素晴らしい大会を送っていたし、早く回復してほしい」と胸中を明かした。

また、四大大会で自身初の4強入りを果たしたことについては「まだ実感が湧かない」と明かし、「疲れているのは確かだけど、こういう大会や試合で戦うために練習している。少し前までケガをしていたことを考えると、今ここにいることが嬉しい」と喜びを語った。

次戦は再び同胞で第10シードのF・コボッリ(イタリア)と対戦することが決定。四大大会男子シングルス史上初となるイタリア勢同士による準決勝を前に、アルナルディは次のように語った。

「木曜日に一緒に夕食へ行くかは分からないけど、一緒に過ごす時間はたくさんあると思う。それが僕たちにとっては普通なんだ。いつも一緒に練習し、ツアーでも行動を共にしている。楽しい試合になるはずだよ。昨年対戦した時は彼が4セットで勝ったけど、それ以前にも何度も戦っている。良い試合になることを願っているし、素晴らしい戦いになると思う」

なお、コボッリは準々決勝で第4シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を下しての勝ち上がり。


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(2026年6月4日8時38分)
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