激闘の末に8強「限界まで攻めた」

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8強入りを決めたチチパス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は13日、シングルス4回戦が行われ、第2シードのS・チチパス(ギリシャ)が第22シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を6-7 (3-7),7-6 (7-3),6-2の逆転で破り、大会初のベスト8進出を果たした。試合後のオンコートインタビューでは「本当に限界まで攻めた」と語った。

>>BNPパリバOP男女シングルス組み合わせ<<

この試合の序盤、チチパスはミスを連発。第1セットのタイブレークでは5ポイントを連取され落とすも、第2セット以降はファーストサービスが入ったときに73パーセントの確率でポイントを獲得する。ストローク戦では片手バックハンドのダウンザラインを放つなど2時間46分の熱戦を制し、デ ミノーに対する公式戦連勝記録を7に伸ばした。

試合後に行われたオンコートインタビューでは「今日の試合は、相手よりも自分との戦いが多かったような気がする。本当に限界まで攻めて、レッドゾーンにいるときの自分の能力を見せなければならない試合だった。解決策を見つけるために多くの困難を経験しなければならなかったけど、試合の終盤ではそれを実行できた」とコメント。

また、今大会は過去のBNPパリバ・オープン優勝者が1人も参戦しておらず、誰が優勝しても大会初優勝となる。そして同日行われた4回戦では第1シードのD・メドベージェフが敗れチチパスがトップシードとなった。

「素晴らしいテニスをする多くのシード選手がいることは知っている。僕の最大の優先事項はランキングやステータスに関係なく、どんな選手に対してもベストなプレーをすることだ。今週はこれまで2度の3セットマッチがあり、多くの戦いを経験した難しい旅だったけど、今回の結果を教訓として大会でより良い結果を出すために役立てたいと思う」

BNPパリバ・オープン初制覇を狙う世界ランク2位のチチパスは準々決勝で第29シードのN・バシラシヴィリ(ジョージア)と対戦する。バシラシヴィリは4回戦で第24シードのK・ハチャノフをストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)や第11シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)、第21シードのC・ノリー(イギリス)、第23シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、第31シードのT・フリッツ(アメリカ)が8強へ駒を進めている。

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(2021年10月14日15時39分)
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