男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は10日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
T・ポール(アメリカ)が第3シードの
B・シェルトン(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで破り、準優勝した昨年6月のロスシー・インターナショナル(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)以来 約8カ月ぶり自身4度目のツアー大会決勝進出を果たした。
>>ポールとギロンが決勝へ ダラスOP組合せ・結果<<>>西岡 良仁、ダニエル 太郎らデルレイビーチOP組合せ<<26歳で世界ランク15位のポールは今季開幕戦となったアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)で8強入り。続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では3回戦に進出した。
今大会、上位4シードは1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク62位の
ダニエル太郎、準々決勝で第8シードの
D・ケプファー(ドイツ)を下し4強入りを決めた。
世界ランク16位で21歳のシェルトンと顔を合わせたこの日の第1セット、互いにブレークチャンスを掴むと第5ゲームでポールがブレークに成功。第7ゲームで2度目のブレークを奪い第8ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎える。最後はセンターへサービスエースを決め先行する。
続く第2セットの第3ゲーム、ストローク戦でシェルトンを左右に揺さぶったポールは40-0とチャンスを掴む。2度はセーブされるも最後はシェルトンのネット際でのボレーがアウトとなりブレークに成功。自身のサービスゲームではブレークポイントを与えず、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをラブゲームでキープし、1時間19分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにポールのコメントを掲載し「彼は本当にタフな選手。彼のサーブが信じられないのは明らかだよ。このコートは、僕を少し助けてくれる。これまでプレーしてきた他のコートほど高く跳ねないからね。こういう試合では誰もがプレッシャーを感じる。特にベンのサーブは、僕がブレークされたらセットが終わってしまうような感じなんだ。だから、彼との試合はずっとプレッシャーがかかるよ」と語った。
勝利したポールは決勝で世界ランク67位の
M・ギロン(アメリカ)と対戦する。ギロンは準決勝で第4シードの
A・マナリノ(フランス)を6-1, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
なお、ポールは過去のツアー大会で3度決勝に進出。2021年のストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)で優勝、昨年のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)とロスシー・インターナショナルで準優勝している。
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