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ナダル惜敗で4強逃す、負傷に不安も

ナダル
敗れたナダル
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)は5日にシングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は世界ランク55位のJ・トンプソン(オーストラリア)に7-5,6-7 (6-8), 3-6の3時間26分に及ぶ激闘の末に逆転で敗れ、ベスト4進出を逃した。ナダルはこの試合のファイナルセットで左脚を痛め、試合後には「少し怖い」と不安も口にした。

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37歳のナダルは、昨年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を最後にツアーを離脱。

6月に左大腰筋の関節鏡手術を受けリハビリに励み、10月以降はコートで練習する様子を定期的に自身のSNSで公開してきた。そして12月に入り、ブリスベン国際で約1年ぶりにツアーに復帰することを発表した。

迎えた今大会の1回戦では、元世界ランク3位のD・ティーム(オーストリア)をストレートで破りシングルスの復帰戦を白星で飾ると、2回戦もワイルドカードで出場した世界ランク102位のJ・クブラー(オーストラリア)をストレートで破り、復帰大会でベスト8進出を果たした。

そしてこの日の準々決勝、第1セットでナダルは第7ゲームで先にブレークを許したものの、直後の第8ゲームでブレークバックに成功。そのまま迎えた第12ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。

続く第2セット、両者キープを続ける展開となるも第10ゲームでナダルがマッチポイントを握る。しかしここでナダルがボレーをミスしトンプソンがこれをしのぐと、このセットはタイブレークに突入する。

タイブレークでもリードし先に2本のマッチポイントを握ったナダルだったが、トンプソンの粘り強いプレーにミスを誘われ追いつかれると、最後はグランドスマッシュを決められ1セットオールとなる。

ファイナルセット、復帰後初のフルセットマッチとなったナダルは徐々に劣勢となり第4ゲームで先にブレークを許す。さらに第5ゲーム終了後にナダルは左脚の上部を痛め、一時コートを離れ治療を受ける。治療中には苦悶の表情も見せていたナダルだったが、プレーを再開。しかし、挽回することはできず3時間26分の激闘の末に力尽きた。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のナダルのコメントを掲載した。

「疲れたし、チャンスはたくさんあったからもちろんこの瞬間は悲しい。でも、彼(トンプソン)はいい試合をしたと思う。僕にとってはベストマッチではなかったけれど、勝つチャンスはたくさんあった。それはそれとして、こういうことはすべて受け入れる必要がある。1年も経てばいろいろなことが起こるのは当たり前のことだよ」

「毎日言っているように久しぶりの試合は難しい。今日は相手がいいプレーをして、1球多くプレーさせられた。プレーは悪くなかったけど、あと1球が足りなかった」

さらに怪我についても口にした。

「去年と同じような状態ではないのは確かで、去年はすぐに劇的な何かを感じた。今日は何も感じなかった。唯一の問題は、(怪我の)場所が同じだから、いつもより少し怖いということだ」

「数日間の努力と非常にタフな試合によって筋肉が過剰に使われたというだけだったら理想的だ。これは理想であって、今日起こりうるとわかっていたことでもある」

「僕はいつも言っているけど、数ヵ月後に戦えるようになることを目標にしているんだ」

今後の身体の様子をみていくとしたナダルは「この痛みが重大なものでないなら、とても前向きな1週間だった」と述べた。

ナダルは今後、14日に開幕する全豪オープンへの出場を予定している。

一方、勝利したトンプソンは準決勝で第2シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは準々決勝で同71位のR・ヒジカタ(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。




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