テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、男子シングルス3回戦が行われ、第17シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)が第24シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-7 (5-7), 7-6 (7-2), 4-6, 7-6 (7-5), 6-3のフルセットで破り、四大大会初のベスト16進出を果たした。
>>錦織vsククシュキン 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<この試合、両者は第1・第2セットをタイブレークの末に奪い合いセットカウント1-1に。第3セットではベレッティーニがシュワルツマンに1度ブレークを許しセットカウント1-2と追い込まれる。
第4セットでは互いにサービスゲームのキープが続く、ベレッティーニは第9・第11ゲームでマッチポイントを3本握られるもこれを防ぐと、流れが傾き、タイブレークではベレッティーニがミニブレークに2度成功。セットカウント2-2になり勝負はファイナルセットへ。
ファイナルセット、ベレッティーニは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得。シュワルツマンにブレークを許すことなく4時間19分の死闘を制した。
試合後の記者会見で23歳のベレッティーニは「本当にタフな試合だった。あまり良い感じではなかった。きっとそれは彼(シュワルツマン)が良いプレーをしていたから。彼のプレーに苦しめられた感じだった。あまり好きなプレーではない。ちょっと緊張もしていた。それでも良かったことは、この試合が5セットマッチだったこと。だから、解決策を見いだす時間があったし、気持ちを高めることもできた。確実にタフな試合だった」と激戦を振り返った。
ベスト8入りをかけて、4回戦では第2シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。記者から初の顔合わせとなるフェデラーについて問われると「今起きていることが既にクレイジーなこと。今日の試合も、次の試合も、よく分からない。現実を受け止めなければならない。本当にうれしいし、僕は自分を誇りに思う。たしか第4セットだったと思う。あの時は自分自身に少し文句を言っていた時だったから。より多くのことを望んでしまっていたんだ。でも、あの時こう言い聞かせた。自分がしていること、この数年間でしてきたことを誇りに思えと」
2017年以来2年ぶり9度目の優勝を狙うフェデラーは、3回戦で第27シードの
L・プイユ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
R・ナダル(スペイン)、第8シードの
錦織圭らが16強入りを決めている。
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