男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は10日、シングルス2回戦が行われ、第16シードの
A・ルブレフは世界ランク61位の
F・マロジャン(ハンガリー)に5-7, 6-4, 3-6のフルセットの激闘の末に敗れ、今季6度目の初戦敗退となった。
>>大坂 なおみvsスターンズ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、サバレンカら BNLイタリア国際組合せ<<>>シナー、ズべレフら BNLイタリア国際組合せ<<27歳で世界ランク17位のルブレフは今季、開幕戦の中国銀行・香港・テニスオープン(中国/香港、ハード、ATP250)と1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初戦敗退。
2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)では優勝を飾り17度目のツアータイトルを獲得したが、その後3大会連続で初戦敗退を喫した。
そのルブレフが同大会に出場するのは6年連続6度目で、最高成績は2021年のベスト8。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ルブレフはこれが初戦となった。
一方、25歳のマロジャンは1回戦で世界ランク65位の
J・フォンセカ(ブラジル)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。
両者はこれまでに3度対戦しており、ルブレフから2勝1敗となっていた。
2回戦の第1セット、ルブレフは第1ゲームでいきなりブレークを奪うも、その後2度のブレークを許して先行される。
それでも第2セットでルブレフは7度のブレークポイントを握られるも1度のブレークに抑え、リターンゲームではサービス時のポイント獲得率が51パーセントに留まったマロジャンから2度のブレークを奪ってこのセットを取り返す。
迎えたファイナルセット、ルブレフは第1ゲームでブレークに成功するもその後2度のブレークを許し、1-4とリードを広げられる。第8ゲームでは2度のマッチポイントを凌いでキープに成功したルブレフだったが、1ブレークの差を埋められずに2時間22分で力尽きた。
勝利したマロジャンは3回戦で第20シードの
J・メンシク(チェコ)と対戦する。メンシクは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク164位のM・ジガンテ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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