テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス2回戦が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク43位の
N・キリオス(オーストラリア)を6-3, 3-6, 7-6 (7-5), 7-6 (7-3)で下して3回戦進出を果たし、2010年以来9年ぶり3度目の優勝へ前進した。
>>錦織vsジョンソン 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<この日、ナダルはキリオスにアンダーサーブでエースを取られるなど苦戦。さらに第3セットではアプローチショットを打ちネットへ出ると、キリオスに強烈なショットを正面へ打たれ、場内は騒然とした。
試合後の会見で、ナダルは当時について「僕がどう思うか思わないかの問題ではない。重要なのは、僕らが試合をプレーしていることへの尊敬と、試合中のフェアなプレーの問題だ」と語った。
「あのようにボールを打ったら危ない。僕にとってではなく、線審や観客にとってだ。あのように打ったら、ボールがどこに飛ぶか分からない。彼(キリオス)が才能ある選手なのは知っているけど、僕もプロだ。あのようなボールを打ったら、どこにでもいってしまう。今回は僕に当たったからよかった。僕もプロの選手だから、どうよけるか分かっている」
「全く怒っていない。僕はテニスの試合がしたいというだけ。時々このように難しくなってしまう」
ナダルは今年2月のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)2回戦でキリオスからマッチポイントを握ったが逆転負けを喫していた。この日は第2セットを落とすも3時間4分の熱戦を制し、キリオスに雪辱を果たした。
3回戦では、世界ランク72位の
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。ツォンガは2回戦で、同77位の
R・ベランキス(リトアニア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の2回戦では第2シードの
R・フェデラー(スイス)、第8シードの
錦織圭らが3回戦へ駒を進めた。第9シードの
J・イズナー(アメリカ)、第13シードの
M・チリッチ(クロアチア)らは2回戦で姿を消した。
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