男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は28日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が世界ランク35位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで下し、ベスト4進出を果たした。
>>キリオスvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>ドバイ対戦表<<今大会と同時期に行われているアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)では、27日の2回戦で
N・キリオス(オーストラリア)が
R・ナダル(スペイン)を破り8強入りした。
その試合で劣勢に立たされたキリオスは、コートの後方でリターンを構えていたナダルに対してアンダー・サービスを放った。
そのサービスはフォルトだったが、フェデラーはキリオスのアンダー・サービスを支持する発言をした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには「アンダー・サービスは戦術であり、そう信じている。特に対戦相手がフェンス近くの後方へ下がっていたとしたら。そう考えると、アンダー・サービスをすることは恥ずべきことではない」とフェデラーは述べた。
「時にはそれを試し、ミスになってしまうと馬鹿げて見えてしまう。問題は、そんな練習をしないこと。大舞台で満員の観客の前に立つと、ちょっとやりにくい」
「(キリオスとナダルの2回戦を)ハイライトで観た。終わり方は凄かった。全てが詰まった試合で、ドラマチックだった。ファンとしても観戦するには確実に最高の試合だった」
キリオスはナダルに握られた3本のマッチポイントをしのいで勝利。一方、フェデラーはストレート勝ちだったが、フチョビッチに2本のセットポイントを握られており、精神面がどれほど重要か認識していた。
「時にはドキドキするような緊迫した試合で、感情を押さえようとする傾向がある。ただ目の前のボールにだけ集中してしまう。その時々で、自分自身を最高のポジションに置くよう努めているだけ。自分へ幸運が転がるようにと。時にはそれを得られるけど、得られないこともある。よりいいプレーをした選手が勝者になると信じている。今のテニス界は差がほんのわずかだから、必死に戦わなければいけない」
4年ぶり8度目の優勝を狙うフェデラーは、準決勝で第6シードの
B・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。
「勝ち進むにつれてよくなっていくと信じている。でも、それはいつも論理的なことが起こるものだと思っている。彼(フチョビッチ)には苦労させられた。今日のプレーが明日の試合へ向けてレベルを上げさせてくれるものになればと願っている」
また、世界ランク72位のキリオスは同42位の
S・ワウリンカ(スイス)との準々決勝に挑む。
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