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試合後に口論も「それも試合の一部」

フィス
(左から)フィス 、チチパス
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は11日、シングルス3回戦が行われ、第13シードのA・フィス(フランス)が第18シードのS・チチパス(ギリシャ)を2-6, 6-4, 6-2の激闘の末に逆転で破り、初のベスト16進出を果たした。この試合の終了後には両者が口論し主審が止めに入る場面があったが、フィスは「それも試合の一部で、悪いことではない」とオンコートインタビューで語った。

>>【動画】試合終了後に一触即発、両者が口論し主審が止めに入るシーン<<

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20歳で世界ランク14位のフィスが同大会に出場するのは3年連続3度目。今大会は初戦の2回戦で同35位のT・フリークスポール(オランダ)に6-2, 6-2のストレートで快勝し3回戦へ駒を進めた。

一方、26歳で世界ランク19位のチチパスは同大会8年連続8度目の出場。2022年には準優勝を飾っている。今大会は初戦の2回戦で同39位のA・ミュレール(フランス)を6-2, 7-6 (7-3)のストレートで下しての勝ち上がり。

両者はこれまでに3度対戦しており、フィスが3戦全勝していた。

3回戦の第1セット、フィスはサービス時のポイント獲得率が48パーセントに留まり2度のブレークを奪われ、リターンゲームでは1度もブレークポイントを握れずに先行を許す。

続く第2セット、第7ゲームで事件が起きる。ラリー戦となったなかで、チチパスがドロップショットを放ちこのポイントはネット際で接近戦となる。ここでチチパスがバックハンドをフィスのボディに打ち込みポイントを獲得。チチパスはこのボディショットに対しすぐに両手を上げ謝罪のジェスチャーをしたが、一部の観客からはブーイングが起こった。

その後、第9ゲームで1度のチャンスを活かしてブレークに成功し第2セットを取り返したフィスは、ファイナルセットに入っても勢いは衰えず、2度のブレークを奪って5-1とリードを広げる。迎えたサービング・フォー・ザ・マッチでは15-40から巻き返し、最後はフォアハンドウィナーを決めて1時間53分の激闘を制した。

試合後、ネットを挟み握手を交わした際に両者が口論となり主審が止めに入る場面があったが、その後のオンコートインタビューでフィスは「わだかまりはない」と話した。

「彼(チチパス)のことは好きだし、彼は素晴らしい人で、素晴らしいチャンピオンだ。第2セットの途中では少しナーバスになっていたと思う」

「彼は僕の体に向けて打ってきた。それも試合の一部で、悪いことではないよ。彼は試合が終わった後に『体を狙ったわけじゃない』言ってきて、僕も『分かってるよ、大丈夫』って返したんだ」

なお、勝利したフィスは4回戦で第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)と予選勝者で世界ランク154位のV・ガウバス(リトアニア)の勝者と対戦する。


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