女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は10日、シングルス3回戦が行われ、第5シードの
M・キーズ(アメリカ)は世界ランク42位の
P・スターンズ(アメリカ)に6-2, 2-6, 6-7 (3-7)の逆転で敗れ3回戦敗退となった。これにより、同48位の
大坂なおみはこの後行われる3回戦に勝利すると、スターンズと対戦することが決まった。
>>大坂 なおみvsブズコバ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、サバレンカら BNLイタリア国際組合せ<<>>シナー、ズべレフら BNLイタリア国際 組合せ<<30歳で世界ランク6位のキーズは、同大会5年連続11度目の出場。最高成績は2016年の準優勝となっている。
今大会はシード勢が1回戦免除ため初戦となった2回戦では、世界ランク65位の
V・グラチェワ(フランス) に勝利し3回戦に駒を進めた。
一方、23歳のスターンズは2回戦で第28シードの
A・カリンスカヤを下しての勝ち上がり。
3回戦の第1セット、キーズは3度のブレークを奪い、自身のサービスゲームはブレークを1度に抑えて先行する。
しかし第2セット、キーズは第2ゲームと第8ゲームでブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
ファイナルセットでは2度ずつブレークを奪い合う展開になりタイブレークに突入する。このタイブレークでキーズはスターンズに2度のミニブレークを許し2時間23分の激闘の末に敗れ、3回戦敗退となった。
この結果、この後行われる3回戦で世界ランク53位の
M・ブズコバ(チェコ)と対戦する大坂は、勝利するとスターンズと対戦することが決まった。
大坂は今大会、2回戦で第9シードの
P・バドサ(スペイン)と対戦予定だったがバドサの棄権によりラッキールーザーで本戦入りした世界ランク87位の
V・ゴルビッチ(スイス)と対戦し勝利。3回戦では、2回戦で第18シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)を下したブズコバと対戦することになっており、大坂と対戦の可能性があったシード選手が相次いで大会を後にしている。
大坂はこの状況を追い風として勝ち進めるか、注目される。
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