テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5日、男子シングルス4回戦が行われ、2年ぶり2度目のベスト8進出を果たした第8シードの
錦織圭は、試合後の会見で「すごく嬉しい」とコメントした。
>>錦織vsマレー1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、世界ランク37位の
F・ベルダスコ(スペイン)を0-6, 6-4, 6-4, 6-0の逆転で下した錦織は「1番は、1ポイントずつ戦うことだけを意識した。長いラリーを避けようとしていたのが1セット目であり、焦ってミスがありました」と振り返った。
続けて「高いボールを使ってみたり、我慢したりして、その中で自信がつき始めた時は前に入ったり。徐々に攻略法が見えてきた」と勝因を明かした。
3日連続で試合をこなした錦織は「タフな2試合を勝ち上がったのは、大きな自信になります」と手応えを得ていた。
準々決勝では、第1シードの
A・マレー(英国)と対戦する。王者マレーとは今回が11度目の対戦で、錦織の2勝8敗。昨年のATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)では逆転で敗れた。
昨年の全仏オープン・ファイナリストである世界ランク1位のマレーは、4回戦で世界ランク53位の
K・カチャノフ(ロシア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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