テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/ メルボルン、ハード)は23日に行われたミックスダブルスで、試合直前に携帯電話を使用した
N・キリオス(オーストラリア)に対して、特に制裁措置は与えないと大会側が明らかにした。
>>全豪オープン対戦表<<キリオスはガールフレンドの
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)とペアを組んだミックスダブルス1回戦で、第1シードの
I・ドディグ(クロアチア)/
S・ミルザ(インド)組とネットで向かい合い、コイントスをする直前に携帯電話が鳴り通話していた。それは友人からの電話だったと、後にキリオスは語っている。
男子プロテニス協会であるATPの規定では「選手はどんな電子機器(例えばCDプレーヤー、携帯電話など)でも、試合中の使用は禁止されている。主審や大会主催者からの許可があった場合を除く。」とされている。
24日に全豪オープンの主催者から出された声明では「審判員がその時の状況を審議した結果、キリオスは試合へ向けてコートに入場して来た時に携帯電話で通話し、そしてそれを切っていた。それは試合へ向けて両チームがネットへ向かう前の出来事であるため、更なる制裁は科されない。この件に関しては、これで終了とする。」と伝えられていた。
(STATS - AP)
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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