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マレーが手応え「チャンス」

11月27日から始まる男子国別対抗戦デビスカップの決勝戦は、イギリスとベルギーで優勝国を争う。イギリスのエースのA・マレー(英国)は、77年間イギリス人が待ち望んだウィンブルドンでの地元優勝を成し遂げたが、それ以上ぶりとなるデビスカップのトロフィーを祖国へ持ち帰る期待が寄せられている。

5セットマッチで争われるデビスカップの決勝戦初日は、シングルス2試合が行われる。ベルギーのエースであるD・ゴファン(ベルギー)は今回デビスカップのデビュー戦となるK・エドモンド(英国)と対戦する。一方、マレーはR・ベーメルマンス(ベルギー)と対戦する。ベーメルマンスはランキング的に上にいるS・ダルシス(ベルギー)に代わっての抜擢となった。

選手の選択権はそれぞれのチームの監督が握っており、ベルギーのJ・ヴァン=エルク監督は、彼の選択が優位に働くだろうと語っていた。

「戦いは長い。最善の選択をしたと思っているし、28日と29日に誰がコートへ立つかはこれから決めたい。」と、ヴァン=エルク監督は自身の思いを明かしていた。

マレーは、シングルスに加え28日に行われるダブルスにも出場し、3試合に出場するのではと憶測が飛んでいるが、本人はたとえそうなっても問題はないと言う。

「必要なだけプレッシャーを感じるのは喜ばしいこと。もちろん緊張もするはず。でもそれは良いこと。緊張しない時は少し不安がある時だから。我々にとってとても大きなチャンスなのは間違いない。しっかりとした準備も出来ていると感じている。」とマレーは、ドローセレモニーで28日のダブルスにも名前が上げられた後の会見で語っていた。

20歳のエドモンドは、練習中にL・スミス監督から説得されシングルスへの出場を承諾していた。

スミス監督は同時に、最終日のシングルスに勝敗がもつれた場合、J・ワード(英国)を起用する可能性を示唆している。この日発表になったドローから、最終日のリバース・シングルスは、エース対決としてマレー対ゴファン、ベーメルマンス対エドモンドだが、選手の変更は許されている。

イギリスは1900年以降、全ての年でデビスカップに出場している唯一の国で、10度目の優勝を目指している。デビスカップ最多優勝はアメリカの32度で、次がオーストラリアの28度となっている。

イギリスが最後に優勝したのは1936年にまで遡る。その時はエースであるF・ペリーが対戦国のオーストラリアのJ・クロウフォードを最後のシングルスで下し、3勝2敗でイギリスへ優勝をもたらしていた。

偶然にもペリーはその年のウィンブルドンを制しており、2013年にマレーが優勝するまで、イギリス人のウィンブルドン・チャンピオンは現れていなかった。

今回イギリスは18度目の決勝進出となる。それ以上の決勝進出国はアメリカの61度とオーストラリアの47度となっている。最後に決勝戦へ進んだのは1978年で、そのときはアメリカの前に1勝4敗で敗れていた。

ベルギーは111年ぶりの決勝進出で初優勝を目指す。その時の決勝戦でもイギリスと対戦したベルギーだったが、0勝5敗で敗退していた。

もしベルギーが初優勝した場合、デビスカップのトロフィーを掲げる15ヶ国目となる。

イギリスの優勝はマレーのクレーコートへどれほど対応出来るかにかかっている。マレーは直前に行われたATPワールドツアー・ファイナルではインドアのハードコートでプレーしていた。

もしマレーがこの決勝戦のシングルス2試合でも勝利を飾ったとしたら、1981年にワールドグループが作られて以来、1982年のJ・マッケンロー(アメリカ)、1983年のM・ビランデル(スウェーデン)以来3人目となる出場8試合全てのシングルスで勝利を飾る選手となる。

今年の自国開催のデビスカップ全てで勝利を飾っているベルギーは、今回の決勝戦をフランダース・エクスポ・ホールのインドア・クレーコートを選択している。

この決勝戦は、パリで起きた多発テロ事件を受けて、首都であるブリュッセルが封鎖され厳戒体制となっている中開催される。26日に行われたドローセレモニーも、当初予定していたミュージックホールから試合会場へと変更して行われていた。そしてその後に予定していたパーティーもキャンセルとなった。イギリス・チームも当初の予定より1日遅れた23日にベルギー入りしていた。

ブリュッセルの地下鉄や学校は全て封鎖され、スポーツ・イベントも中止となっていた。パリと同様のテロを警戒して、街は武装警官がパトロールをあちこちで行っている。

テロの容疑者の追跡がブリュッセル地域にまで及んでいる。学校や地下鉄は25日から再開されたが、警戒レベルは最高のままとなっている。

決勝戦の主催者は、1万3,000人収容の会場へ訪れる観客には、早めに会場へ到着するように促している。それは入場の際にセキュリティ・チェックを行うためだとしており、大きなバッグなどの持ち込みは禁止されている。

国際テニス連盟のD・ハガーティー会長は、会場が満席になると期待していると語っている。

「我々は選手はもとより、ファンの安全、スタッフや会場にいる全ての人達の安全を望んでいる。キャンセルする人がいるのも納得しているが、今でもチケットを求めている人達だっている。そう望んでいる人達が会場へ訪れるチャンスにもなっているはずだ。」と、会長は多くの人が訪れることを願っていた。

(STATS - AP)






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