男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、ハード)は2日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が
P・ゴヨブジク(ドイツ)を6-3, 6-4のストレートで下し準々決勝進出を決めた。
この試合、ナダルはファーストサービスが入った時85パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ゴヨブジクから2度のブレークに成功し1時間44分で勝利した。
両者は2度目の対戦となり、ナダルはゴヨブジクに2勝0敗とした。
勝利したナダルは準々決勝で
M・クリザン(スロバキア)と対戦する。
ナダルはウィンブルドンを終え、ハードコートシーズンに備えていた最中に右手首を負傷し、8月に行われたロジャーズ・カップとW&Sマスターズ、全米オープンの欠場をし、今大会が復帰戦となる。
《ナダル欠場の記事はこちら》1回戦では
R・ガスケ(フランス)という苦しいドローだったが6-4, 6-0の完勝で復帰戦を勝利で飾っている。
《ナダルvsガスケ チャイナ・オープン1回戦の記事はこちら》ナダルは同大会の最高成績を2005年の優勝としているが、昨年は決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて準優勝としており、復帰優勝に向けて前進した。
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