男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、ハード)は30日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が
R・ガスケ(フランス)を6-4, 6-0のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
両者は今回が13度目の対戦となり、ナダルはガスケとの対戦成績を13勝0敗とした。
この試合、ナダルはファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得し、ガスケに1度もブレークを許さないサービスゲームを展開した。さらに、4度のブレークに成功して1時間18分で勝利をおさめた。
2回戦でナダルは、予選勝ち上がりの
P・ゴヨブジク(ドイツ)と対戦する。
世界ランク2位のナダルは、7月下旬に右手首の怪我をして、8月のマスターズ2大会と全米オープンの欠場を余儀なくされた。
《ナダル欠場の記事はこちら》今大会がツアー復帰戦となったナダルは、
P・アンドゥハル(スペイン)と組んでダブルスに出場するも、1回戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)/
J・イズナー(アメリカ)組に敗れて勝利とはならなかった。しかし、シングルスではガスケに完勝し、好スタートを切った。
過去同大会では、2005年に優勝を果たしており、昨年は決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて準優勝となった。
《昨年準優勝の記事はこちら》一方、敗れたガスケは、先日行われたシンセン・オープン準々決勝で
J・モナコ(アルゼンチン)に敗れてベスト4進出を逃した。
また、国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準決勝では、大会3連覇を狙うチェコ共和国と対戦。シングルス第1試合でベルディヒに勝利し、
JW・ツォンガ(フランス)と組んで登場したダブルスでは、
R・シュティエパネック(チェコ共和国)/ ベルディヒ組を下して4年ぶりの決勝進出を決めた。
《デ杯の記事はこちら》過去同大会では、2013年の準々決勝で
D・フェレール(スペイン)を下してベスト4進出を果たしたのが、最高成績となっている。今回は同大会で初めて1回戦で姿を消すこととなった。
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