テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は3日、女子シングルス準決勝が行われ、同大会で2011年に優勝を果たしている第6シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が同胞で第23シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)を7-6 (8-6), 6-1のストレートで下し、3年ぶりの決勝進出を決めた。
両者は同じクラブの出身でもあり、同じチェコ共和国同士の対決となった。
第1セット、第1ゲームからクヴィトバがブレークに成功。しかし、第4ゲームでサファロバにブレークを許した。そのまま両者は、タイブレークに入り、先にミニブレークに成功したクヴィトバがタイブレークを8-6の接戦の末に先制した。
第2セットでは、クヴィトバが第2ゲームと第6ゲームでブレークに成功。さらに左右に揺さぶるラリー戦を展開した。クヴィトバがゲームカウント6-1で制し、大会2度目の優勝に王手をかけた。
決勝でクヴィトバは、第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)と第13シードの
E・ブシャール(カナダ)の勝者と対戦する。
クヴィトバは、2011年のウィンブルドン決勝で
M・シャラポワ(ロシア)を下して、自身初となるグランドスラム優勝を成し遂げた。
《クヴィトバ優勝の記事はこちら》今回は2011年に優勝して以来、3年ぶりの決勝進出となる。
一方、敗れたサファロバは今回が初のベスト4入りとなり、初の決勝進出を狙うも同胞のクヴィトバを前に敗退となった。
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