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テニスのグランドスラム、ウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は３日、女子シングルス準決勝が行われ、センターコート１試合目に第２３シードのＬ・サファロバ（チェコ共和国）と第６シードのＰ・クヴィトバ（チェコ共和国）の試合、２試合目に第１３シードのＥ・ブシャール（カナダ）と第３シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）の試合が行われる。

１試合目のサファロバとクヴィトバのチェコ対決は過去に５度対戦しており、クヴィトバが全勝している。

今年に入り４度対戦しており、ウィンブルドンの前哨戦のAEGON国際では１回戦で対戦しており、その時はフルセットの末にクヴィトバが勝利している。

８年連続、９度目のウィンブルドン出場となるサファロバの過去の最高成績は２００７年の３回戦が最高としており、今年が最高の成績としている。

３回戦で格上のＤ・チブルコワ（スロバキア）をストレートで下し４強入りを決めた。

サファロバの今大会結果
・１回戦　Ｊ・ゴルゲス（ドイツ） 7-6 (7-3), 7-6 (7-3)
・２回戦　Ｐ・エルコグ（スロベニア） 7-6 (9-7), 7-5
・３回戦　Ｄ・チブルコワ(１０) 6-4, 6-2
・４回戦　Ｔ・スミツコバ 6-0, 6-2
・準々決勝　Ｅ・マカロバ（ロシア）(２２) 6-3, 6-1

７年連続出場のクヴィトバは２０１１年、決勝でＭ・シャラポワ（ロシア）を下しグランドスラム初優勝を果たしており、昨年はベスト８入りと、他のグランドスラムに比べ相性が良い。また５試合を終えてサービスエース３０本とビッグサーブ勝利のカギを握る。

３回戦ではＶ・ウィリアムズ（アメリカ）と元女王対決を繰り広げた以外はストレートで勝ち進んでいる。

クヴィトバの今大会結果
・１回戦　Ａ・フラヴァコバ（チェコ共和国） 6-3, 6-0
・２回戦　Ｍ・バーテル（ドイツ） 6-2, 6-0
・３回戦　Ｖ・ウィリアムズ(３０) 5-7, 7-6 (7-2), 7-5
・４回戦　Ｓ・ペン（中国） 6-3, 6-2
・準々決勝　Ｂ・ザフラヴォワ・ストリツォワ（チェコ共和国） 6-1, 7-5

２試合目に行われる２０歳のブシャールと２２歳のハレプは今年のＢＮＰパリバ・オープンで１度対戦しており、その時はハレプが勝利している。両者ともこの１年で飛躍を遂げ、ハレプは世界ランク３位、ブシャールは同１３位とトップ１０入り目前とし、女子テニスの次世代を担う二人の対戦となる。

２度目の出場にして準決勝進出を果たしたブシャールは全豪オープン、全仏オープンと３大会連続でベスト４進出している唯一の選手で、３度目の挑戦にして初の決勝進出に挑む。
また今大会１セットも落とさず勝ち進んでいるところも好調さを物語っている。

ブシャールの今大会結果
・１回戦　Ｄ・ハンチュコバ（スロバキア） 7-5, 7-5
・２回戦　Ｓ・ソレル=エスピノーサ（スペイン） 7-5, 6-1
・３回戦　Ａ・ペトコビッチ（ドイツ）(２０) 6-3, 6-4
・４回戦　Ａ・コルネ（フランス）(２５) 7-6 (7-5), 7-5
・準々決勝　Ａ・ケルバー（ドイツ）(９) 6-3, 6-4

全仏オープン準優勝のハレプは得意のフットワークとミスの少ないストロークで勝ち進んでいる。
リターンからポイントを獲得する展開が多く５試合を終え、２３度のブレーク成功数は大会２位の成績。

ハレプの今大会結果
・１回戦　T・ペレイラ（ブラジル） 6-2, 6-2
・２回戦　Ｌ・ツレンコ（ウクライナ） 6-3, 4-6, 6-4
・３回戦　B・ベンチッチ（スイス） 6-4, 6-1
・４回戦　Ｚ・ディヤス（カザフスタン） 6-3, 6-0
・準々決勝　Ｓ・リシキ（ドイツ）(１９) 6-4, 6-0

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