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男子テニスツアーのマスターズ1000シリーズであるBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、賞金総額222万7500ユーロ、ハード)は9日、シングルス2回戦5試合が行われ、地元勢で第12シードのG・モンフィス(フランス)がB・ベッカー(ドイツ)を7-6 (7-4), 6-4で破り、3回戦に進出した。
昨年は決勝まで進出したものの、N・ジョコビッチ(セルビア)の前に準優勝に終わっていたモンフィスは、第1セットを1-5の劣勢から逆転で奪取すると、第2セットでは第7ゲームで決定的なブレークを奪い、1時間50分で勝利を収めた。
「どうやって第1セットを取ったのか覚えていないよ。だけどファンの皆が本当に後押しをしてくれた。」と、声援に感謝の意を述べたモンフィスは3回戦でF・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。第6シードのベルダスコは、A・クレマン(フランス)を3-6, 6-3, 6-0の逆転で破り3回戦に進出している。
世界ランク9位のベルダスコは、上位8人しか出場できないツアー最終戦の出場権争いの真っ只中におり、今大会で準決勝に進出すれば最終戦出場の可能性が見えてくる。
世界ランク72位のクレマンに第1セットを奪われたベルダスコであったが、第2セット第6ゲームから10ゲームを連取する猛攻でクレマンを一気に突き放し、USオープン以降2勝目を挙げた。
「第3セットでは、彼が少し疲れているように見えたんだ。第2セットの最後と第3セットの始めで彼のダブルフォルトが増えてきて、それにとても助けられたし、自信も回復できた。最後は良くプレーできたと思う。」とベルダスコは試合を振り返った。
2005年の今大会覇者で第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)は、地元勢のF・セラ(フランス)を6-3, 6-1とわずか47分で圧倒、順当に3回戦進出を決めている。
第9シードのM・ヨージニ(ロシア)はE・ガルビス(ラトビア)と対戦、4-6, 0-3とガルビスにリードを奪われたところで後背部の故障を理由に棄権、早くも大会を去ることとなった。
残る2回戦では、ノーシードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)が第14シードのN・アルマグロ(スペイン)を7-6 (7-3), 6-4のストレートで破り、3回戦進出を決めている。
この日は残りのシングルス1回戦5試合も行われており、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)がM・グラノジェルス(スペイン)に6-3, 6-1で快勝、2回戦でA・マレー(英国)と対戦することとなった。
「明日は本当にやりたくて、勝ちたい試合になるだろう。彼はとても完成された選手だし、彼を相手に攻撃するのはとても難しいだろう。」と、ナルバンディアンは意気込みを語った。
この他の1回戦の結果は以下の通り。
J・モナコ(アルゼンチン) ○-× S・クエリー(アメリカ), 7-6 (9-7), 6-2
S・スタコフスキ(ウクライナ) ○-× I・マルチェンコ(ウクライナ), 6-2, 6-2
T・ベルッチ(ブラジル) ○-× P・コールシュライバー(ドイツ), 7-6 (7-5), 5-7, 6-3
G・シモン(フランス) ○-× A・ゴルベフ(カザフスタン), 3-6, 6-4, 6-3
今大会の優勝賞金は45万ユーロ。
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