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女子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、賞金総額22万ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、ノーシードから勝ち上がった日本期待の19歳森田あゆみ(日本)がC・シーパース(南アフリカ)を6-3, 7-5で下し、見事、準決勝に駒を進めた。森田のWTAツアーでのベスト4入りは今季初めてのこと。
世界ランク140位でツアー初のベスト8入りを決めていたシーパースに対し、同103位の森田は格上の貫録を見せ、ストレート勝ちを決めた。
森田はフォア・バックともに両手打ちの強打で第1セットを6-3で先取。第2セットは5-5までもつれ込んだものの、そこから森田が2ゲームを連取し、試合に終止符を打った。
シーパースは昨日ベスト8入りを決めた試合の後、「森田選手とはまだ対戦したことがないけど、それは関係ないわ。どちらがより良いプレーをするかが鍵。」と話していたが、良いプレーができたのは森田の方だったようだ。
森田は決勝進出を懸けて準決勝で世界31位の第4シードA・クレイバノワ(ロシア)と対戦する。クレイバノワは準々決勝でノーシードから勝ち上がっていたA・ロディオノワ(ロシア)を4-6, 6-3, 6-4で振り切っての勝ち上がり。
ロディオノワは試合中に主審・線審と口論になり、集中力を切らせてしまっての敗退だった。
森田とクレイバノワは昨年の東レPPOの1回戦で対戦しており、そのときはクレイバノワが6-1, 6-4のストレート勝ちを収めている。今回は森田のリベンジなるか、注目したい。
ドローの他の山では第6シードのS・バンマー(オーストリア)がK・チャン(台湾)を3-6, 6-3, 6-3で下し、準決勝進出を決めた。試合は雨による中断があったが、最後まで集中力を切らさなかったバンマーが逆転勝ちを収めた。
チャンは2回戦で第3シードの鄭潔(中国)から大金星をあげていたが、バンマーの前に力尽きた。
バンマーは準決勝で第1シードのE・デメンティエワ(ロシア)と対戦する。デメンティエワは準々決勝で第7シードのM・リバリコワ(スロバキア)と対戦、6-0, 6-3のスコアで一蹴しての勝ち上がり。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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