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女子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、賞金総額22万ドル、ハード)は25日にシングルス2回戦残り4試合を行い、第3シードの鄭潔(中国)がK・チャン(台湾)に2-6, 3-6のストレートで敗れ上位進出することなく大会を後にした。
鄭潔は今大会第2シードのN・リー(中国)と共に全豪オープンでベスト4入りを果たす活躍を見せたが、リーは1回戦で、鄭潔もこの日の2回戦で敗れ、その勢いを維持することができなかった。
鄭潔を下す金星を上げたのが伸び盛りの19歳のチャン。昨年のUSオープンでは予選を勝ち上がり本戦2回戦へ進出するなど、当時は212位だった世界ランキングも今月初めには自己最高位の91位へジャンプさせる成長株。この日も同21位の鄭潔を1時間14分のストレートで退け、初のツアー8強入りに成功した。
チャンは準々決勝で第6シードのS・バンマー(オーストリア)と対戦する。バンマーはこの日、1回戦で予選を勝ち上がった瀬間友里加(日本)を下したA・アマンムラドワ(ウズベキスタン)と2回戦を行い、6-3, 6-0とわずか67分で一蹴してのベスト8入り。
その他、第7シードのM・リバリコワ(スロバキア)が元ジュニア・ランキング1位のN・レートチーワカーンを6-4, 7-5で、C・シーパース(南アフリカ)がT・マレック(ドイツ)を4-6, 6-2, 6-3の逆転で下し、準々決勝へ駒を進めた。
ベスト4入りを懸けて第1シードのE・デメンティエワ(ロシア)と顔を合わせるリバリコワは「彼女は調子も良さそうなので、かなり厳しい試合になるはず。でも試合はやってみないと分からないわ。彼女は世界でもトップの選手で、どうしてグランドスラムの優勝がないか不思議なくらい。」とデメンティエワとの対戦に気を引き締めた。
初のツアー8強入りを果たしたシーパースは準々決勝で森田あゆみ(日本)と対戦する。「今日は長いラリーも多くとてもタフな試合だった。第1セットはどちらに転んでもおかしくなかった。森田選手とはまだ対戦したことがないけど、それは関係ないわ。どちらがより良いプレーをするかが鍵。」と試合を振り返り、森田との準々決勝へ集中を高めていた。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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