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女子テニスツアーのパタヤ女子オープン(タイ/パタヤ、賞金総額22万ドル、ハード)は12日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第1シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)が第5シードのS・バンマー(オーストリア)を6-0, 7-6 (7-5)のストレートで下し、準決勝に進出した。
この日の試合でズヴォナレーワは、バンマーのミスにも助けられ第1セットを27分であっさり先取したものの、第2セットではゲームカウント3-5とリードを許す。しかし、ここからタイブレークに持ち込むことに成功したズヴォナレーワは、逆転でこのセットを奪取、1時間35分で勝利を収めた。
世界ランク14位でディフェンディング・チャンピオンのズヴォナレーワは、第4シードのY・シュウェドワ(カザフスタン)と決勝進出を争う。シュウェドワはT・マレック(ドイツ)を7-6 (7-4), 6-1で下し、ベスト4への切符を手にした。
この他の試合では、地元勢のT・タナスガーン(タイ)が元世界ランク5位のA・チャクエタゼ(ロシア)に6-1, 6-4のストレートで勝利、地元観客の期待に応えている。
「ここに来てくれて、声援を送ってくれたファンの皆様に感謝しなければなりませんね。とても堅実なプレーでしたし、ポイントを決めることもできました。彼女は怪我から復帰したばかりで、まだベストのパフォーマンスではなかったのもラッキーでした。」とタナスガーンはファンに感謝を述べた。
2008年のウィンブルドンではベスト8に進出したこともあるタナスガーンは、準決勝でS・カラタンチェバ(ブルガリア)と対戦する。世界ランク185位のカラタンチェバは、E・ビュチコワ(ロシア)を7-5, 4-6, 7-5のフルセットで下し、ベスト4進出を果たしている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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