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男子テニスツアーのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、賞金総額144万5000ユーロ、ハード)は11日、シングルス2回戦6試合が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がM・キウディネッリ(スイス)を6-4, 6-2のストレートで破り、準々決勝進出を決めた。
今季初タイトルを狙うジョコビッチは、準々決勝で前日にベスト8入りを決めていたF・マイヤー(ドイツ)と対戦することが予定されていたが、マイヤーが左足を負傷したために大会から棄権、労せずしてベスト4の座を手に入れている。
この日の試合で世界ランク2位のジョコビッチは、同54位のキウディネッリに1本もブレークチャンスを与えない安定したプレーを展開、自らは14本のブレークチャンスのうち3本をブレークに結びつけ、1時間30分で試合に終止符を打った。
ジョコビッチは準決勝で、第4シードのG・モンフィス(フランス)と第6シードのM・ヨージニ(ロシア)の準々決勝の勝者と決勝進出をかけて対戦する。モンフィスは地元勢のT・デ=バッカー(オランダ)を6-3, 6-2で、ヨージニは予選勝者のM・イルハン(トルコ)を6-4, 6-4でそれぞれ下し、ベスト8進出を決めている。
試合後の会見でヨージニは「イルハンとは試合をしたことはなかったけど、彼が予選でプレーしているのは見たよ。もちろんロッテルダムには良い思い出があるよ。2007年には優勝しているしね。いつも会場が満員だから、ここでプレーするのは好きだよ。」と、通算2度目となる今大会制覇に意欲を見せた。
第2シードのN・ダビデンコ(ロシア)も順当にベスト8入りを決めている。世界ランク6位のダビデンコは、M・バグダティス(キプロス)を6-3, 6-2とわずか77分で一蹴、今季開幕からの好調さを維持している様子。
この他ノーシード同士の対戦となった2回戦では、J・ベネトー(フランス)がM・ベレー(ドイツ)を6-4, 6-4で、J・メルツァー(オーストリア)がA・セッピ(イタリア)を6-2, 6-2でそれぞれ下し、ベスト8進出を決めている。
今大会の優勝賞金は27万7000ユーロ。
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